マルミノツエタケ

Hymenopellis jponica (Dörfelt)R. H. Petersen

 
 
採集日・採集地  2012年 9月28日 砂川市
発生環境 ミズナラ主体の広葉樹林
子実体の形状 傘は28~66mm、ほぼ平らに開き淡褐色、乾いているとき粘性はなく光沢がある。傘表面全体に濃褐色の明瞭な網目があり、傘縁はやや内側へ巻く。ヒダは黄白色で垂生気味の直生でやや疎。柄は4.3-8.8×5-8mm、基部に向かい太くなり基部及び偽根は地中に埋まる。基部の最も太い部分は10‐13mmで白色菌糸がある。柄の表面は灰褐色で細かな褐色鱗片に覆われややヌカ状、頂部付近は類白色。
顕微鏡所見 傘上皮にpileal hairsはない。傘シスチジアは27‐74×15‐34μm(Fig.A)、棍棒形~広棍棒形、クランプを有する。
縁シスチジアは85‐134×14‐28μm(Fig.D)、長い棍棒形~紡錘形。側シスチジアは124‐127×24-25μm(Fig. E;*2個のみの計測なので、実際はもう少し幅がある)頭状紡錘形。担子器は64-74×17-21μm(Fig. F)、4胞子性、棍棒形。担子胞子は(13.5-)14.4-16.6(-18.1)×(12.4-)13.0-15.3(-17.1)μm(n=100: Q=1.0-1.2; Qm=1.10; Lm=15.5μm)(Fig.B)、球形~類球形、楕円形、平滑で1~数個の油球がある。柄シスチジアは27-147×9-15μm(Fig. C)、先端のやや膨らんだ円柱状~長い棍棒形。束生し多数見受けられる。
 

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