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ウスキニガイグチ  投稿者: gorosuke 投稿日:2013/08/14(Wed) 22:49 No.2548

新版「北陸のきのこ図鑑」が届いたので見てみると、やはり旧版の図版ナンバ−827「ナガエノニガイグチ」が「ウスキニガイグチ」Tylopilus alkalixanthusになっていました。このきのこは別名「アルカリキゾメニガイグチ」とも呼ばれていましたがこれで「ウスキ」の名が本命となったようです。種山様をはじめとする「ウスキ」推奨派の皆様おめでとうございます。前に勝本先生も「日本産菌類集覧」で採用されているのでいずれそうなるかとは思っていました。ただ私の地元のきのこ会は関西方面の先生から指導を受ける機会が多いこともあって「アルカリ」を採用しています。しかし図鑑との整合性を考えると「ウスキ」に変更することになりそうです。




Re: ウスキニガイグチ   種山 - 2013/08/15(Thu) 20:03 No.2549

gorosukeさま、みなさま ご無沙汰です。

「推奨派」「おめでとうございます」といわれるとちょっと変な気分ですが、客観的に「最初にどの文献において広く知られたか」というだけのことでありまして‥‥。せっかくですので、KOHで変色した様子をアップします。

新版「北陸のきのこ図鑑」のイグチにはその他にも訂正されたものがあります。私が池田先生の標本を検討し、先生にお知らせした結果です。旧版でバライロウラベニイロガワリとされたものと、ニシキイグチ、アジナシアシベニイグチとされていたものです。

ちなみにナガエノニガイグチの標本は見ていません。池田先生がご自身で判断されたのだと思います。

gorosukeさんに、ちょっとお願いしたいことがありますので、またメールで連絡いたします。






Amanita sp  投稿者: nivalis 投稿日:2013/07/22(Mon) 19:39 No.2543


このきのこは、某会で以前からクロコタマゴテングタケと同定されていましたが、ずっと違うと思ってきたきのこです。で、昨日「違うと思う」と言ってしまったのですが
正直、自信はありません。



確かにツバは黄色みを帯び、テングタケ属の中では小型の部類に入ります。
けれど、青木図版で傘のイボは暗褐色、北陸のきのこ図鑑でも灰褐色の外皮膜の破片、とあり
黄色の外皮膜の破片を持つこのきのこはクロコタマゴテングタケではないと思っています。
いかがでしょうか?

また胞子については
青木図版では7〜10×6〜7μmで図は類球形です。
北陸のきのこ図鑑では球形から類球形とあり7.5〜9.5μm又は7.5〜10×7〜8.5μmとあります。
本菌は類球形から楕円形で(6.6)7.2〜8.6(9.9)×(4.9)5.5〜6.7(8.0)μmです。

また
青木図版の2ページ目にクロコタマゴテングタケについて『植物研究誌 第33巻11号 p347に図と解説がある』と記載されています。
どなたか、この資料をお持ちの方はいらっしゃいませんでしょうか?





Re: Amanita sp   こうとく - 2013/07/22(Mon) 22:45 No.2544

お久しぶりです。

資料もっていますので、あとでメールいたします。

写真のキノコは柄が灰色ですから、クロコタマゴテングタケとは違うでしょうね。




Re: Amanita sp   gorosuke - 2013/07/22(Mon) 23:09 No.2545

nivalis 様

以前にもクロコタマゴテングタケについてこちらで話題にされたことがあったように記憶しておりますが、今回写真を改めて拝見してその訳がわかりました。参考になるかどうか自信はありませんが私達が地元でクロコタマゴテングタケと呼んでいるものの写真を見てください。北海道産のものとはずいぶん違います。先輩や師匠からそう教えられてきただけで確認はしていないのであくまでも参考ということでお願い致します。





Re: Amanita sp   nivalis - 2013/07/23(Tue) 22:02 No.2547

こうとく 様
ありがとうございます。

またメールくださった方々に厚くお礼申し上げます。

>写真のキノコは柄が灰色ですから、クロコタマゴテングタケとは違うでしょうね。

実は、最初に投稿した写真は翌日に撮ったもので、採集現場で柄の色はもっともっと色が薄かったのです。時間が経ったり、老成すると柄の色が濃くなるようです。
また、No2543に投稿した写真では解り難いのですが、ツバから上部はダンダラ模様で、どうもキリンタケ節のきのこのようです。丸山さんがヒメテングタケ(仮称)としたきのこと同種ではないかと思います。兵庫きのこ研究会の掲示板から、丸山さんのヒメテングタケ(仮称)にたどり着きました。

gorosuke 様

クロコタマゴテングタケの写真を見せてくださり、ありがとうございます。
コタマゴテングタケのツボは、「そうそう、これよねっ」って感じで写真を拝見しました。
私の写真のきのこは
黄色の外皮膜の破片もそうですが、クロコタマゴテングタケのツボの状態とも違いますね。

>以前にもクロコタマゴテングタケについてこちらで話題にされたことがあったように記憶しておりますが、

え?そうでしたっけ・・・シロコタマゴテングタケなら覚えているのですが・・・
もしそうでしたら
クロコタマゴテングタケを投稿してくださった方に申し訳ないですね、ごめんなさい。






タマゴタケ大量発生  投稿者: konpas 投稿日:2013/07/21(Sun) 15:41 No.2539

こんにちは。

時々遊びに行っているところに,初めてきのこ撮影に行って来ました。

20m間隔くらいで至るところタマゴタケだらけでした。過去25年分以上のものをここ一カ所で見られました。他のきのこは種類も数も少ないのに,タマゴタケだけが大量発生でビックリしました。

他にはミヤマタマゴタケ,カッパツルタケ?,ハナビラタケなどあり楽しむことができました。
でも,持ち帰り禁止なので,撮影だけして帰ってきました。
実は,撮影開始をしたら,すぐに「森の案内人さん」が寄ってきて,「持ち帰ると子供達へ見せられなくなる」と言われたので,持ち帰ることができなくなりました。
「動物,植物採集禁止」の立て札もありました。が,少しだけ持ち帰ろうかな?と思っていたのです。ネットでこんなこと書いたらまずいかな。





Re: タマゴタケ大量発生   nivalis - 2013/07/22(Mon) 10:26 No.2542

>「動物,植物採集禁止」の立て札もありました。が,少しだけ持ち帰ろうかな?と思っていたのです。ネットでこんなこと書いたらまずいかな。

 特に文化財指定の場合は申請書を出して採集許可を取らなければなりませんので、きのこと言えど禁採集です。「動物,植物採集禁止」とある一般の公園では、管理人さんにきのこの採集はOKか聞いてから採集するのがマナーかと思います。その場合にも市や県に採集許可(入林許可申請にキノコ採集も何本以内にする旨記載)申請とその公園にどんなきのこが発生していたかなどの資料提出を条件にすると、許可は比較的取りやすいと思いますので、「動物,植物採集禁止」とある公園では入林許可申請を出したほうが良いと思います。「少しだけ」の気持ちもわかりますが、そう言う人が多くなると問題なワケで、許可証がない、管理人さんのOKがない場合は「キノコ撮り」だけにとどめておきましょう。

今年は、テングタケ科のきのこが豊作の兆しですね。
こちらは残念ながら少雨のため、きのこは全然・・・といった感じです。
きっと、今に爆発するぞ〜・・・なんて期待しているのですけどね。
羨ましいです。




Re: タマゴタケ大量発生   konpas - 2013/07/23(Tue) 05:41 No.2546

nivalisさん,率直なご意見ありがとうございます。
参考になりました。次回撮影に行ったときには,管理時事務所に「きのこの撮影をしたい」とお願いすることにします。

今後もいろいろ教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。





アカヤマタケなどの仲間?  投稿者: konpas 投稿日:2013/07/17(Wed) 16:06 No.2534

こんにちは。

一見したときはコンイロイッポンシメジかと思い撮影しました。
しかし,採取後しばらくすると,ひだの傷ついたところが黒変しています。
撮影のため切断してみると,肉も黒変し,数時間後にはほとんど黒色化しました。

アカヤマタケの仲間の特徴のような気がするのですが,いかがでしょうか。それとも,コンイロイッポンシメジも黒変するのでしょうか。
発生場所はアカマツ主体でコナラなどの広葉樹が混じっている地上でした。
また,傘と柄の色は濃紺というより,ほとんど黒に近いような青(濃青黒色?)でした。
肉はやや黄色みを帯びています。





Re: アカヤマタケなどの仲間?   nivalis - 2013/07/18(Thu) 09:25 No.2535

こんにちは konpasさん

>コンイロイッポンシメジも黒変するのでしょうか。

いいえ、黒変しません。ヒダの透明感といいますか、コンイロイッポンシメジはこのような透明感のある橙色にはなりませんし、胞子紋を取ればどちらの科か判別がすぐにつくと思います。ただ、老成していたり乾燥していると胞子が落ちにくいということもありますが、科が判らないときは胞子紋の色は重要です。

それと
アカヤマタケの仲間かもしれないと思ったときに
アカヤマタケ属の属名HygrocybeをGoogleなどで検索されると 『Hygrocybeの画像検索結果』が
表示され、たくさんの画像を見ることができます。全ての画像が正しいというわけではなく、誤同定の画像もたくさんあり信憑性に欠けますが、画像をクリックすると学名が表示されていることが殆どですのでヒントをもらえます。今度は学名をGoogleなどで検索し、自分の見たものとどうなのかいくつか見比べてみる、そんな調べ方もあります。
画像検索結果からこんなのがありました。
http://www.first-nature.com/fungi/hygrocybe-conica.php

アカヤマタケ(Hygrocybe conica)は橙色のヒダをしているのか?が疑問になってきますが
少なくともアカヤマタケの仲間かと思います。




Re: アカヤマタケなどの仲間?   konpas - 2013/07/19(Fri) 19:26 No.2536

nivalisさん,いつもご教示ありがとうございます。勉強になります。

コンイロイッポンシメジはやはり黒変しないのですね。

Hygrocybeで検索してみました。ヌメリガサ科の画像が大量に表示されました。
「こんな調べ方もあるのか」と勉強になりました。
この方法でいろいろなきのこを検索してみようと思います。

改めて思うのですが,きのこって分からないものが多いですね。だからこそ楽しいのですが。今回のはひょっとして珍しい子実体だったのかと思ってしまいます。

ありがとうございました。




Re: アカヤマタケなどの仲間?   コナン - 2013/07/19(Fri) 22:45 No.2537

konpasさんへ

ご参考までに、アカヤマタケ属の中には黒く変色するきのこが何種かありますので、変色する前の特徴を確認することも重要かと思います。
ちなみに、写真のきのこはアカヤマタケHygrocybe conicaそのものとは異質なような気がします。




Re: アカヤマタケなどの仲間?   konpas - 2013/07/21(Sun) 06:00 No.2538

コナンさん,ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

この子実体は初めからこのような色と思いました。
撮影時には子実体に傷や擦れた跡などなく,しっかりとした印象でした。ただ,非常に軟らかいきのこでした(少なくとも柄部分は)。
採取後はペーパータオルで包み,空きカップコーヒーにいれ持ち歩いていましたが,取り出したときにはフニャッとした状態でした。

>アカヤマタケHygrocybe conicaそのものとは異質なような気がします。

そうですか。ヌメリガサ科でも異質な感じでしょうか。




Re: アカヤマタケなどの仲間?   コナン - 2013/07/22(Mon) 01:16 No.2540

konpasさんへ

>>アカヤマタケHygrocybe conicaそのものとは異質なような気がします。

>そうですか。ヌメリガサ科でも異質な感じでしょうか。

写真で見る限り子実体はアカヤマタケ属菌と思われますが、アカヤマタケそのものとは異質である(nivalisさんのご指摘のとおりひだの色などから)という意味です。


>この子実体は初めからこのような色と思いました。

アカヤマタケなどは傷を付けると黒く変色するだけでなく、老成したものでも黒く変色してきます。写真では子実体が古くなっていることが分かります(傘の縁の皺の状態から)ので、多分後者でしょう。変色する前は赤か黄系統の色かと思います。

取り急ぎご参考まで。




Re: アカヤマタケなどの仲間?   nivalis - 2013/07/22(Mon) 09:53 No.2541

コナンさん、ありがとうございます。

konpasさん
舌足らずで説明不足があり、申し訳ありませんでした。

>Hygrocybeで検索してみました。ヌメリガサ科の画像が大量に表示されました。

Hygrocybeはヌメリガサ科なので、ヌメリガサ科で間違いではないのですが
ヌメリガサ科はヌメリガサ属 Hygrophorus とアカヤマタケ属Hygrocybeとオトメノカサ属Cuphophyllusがあり(オトメノカサ属については、現在ヌメリガサ属 Hygrophorusまたは アカヤマタケ属Hygrocybeに吸収されCuphophyllusはないみたい?です)。Hygrocybeで検索した場合、アカヤマタケ属の写真が表示されます。
ちなみにHygrophorusで検索した場合、ヌメリガサ属 のきのこが表示(たまに違う属の写真も入っていますが)されます。

きのこも動物や植物と同じように分類されており,当然学名があります。
北陸のきのこ図鑑を見るとよく○○.spと学名欄に表示されていますが
これは大概、種名がないかまたは種名まで落とすことが出来なかった種について○○属の仲間として
○○.spと表示されています。
きのこにある程度慣れてくると
同定できないきのこについては科はもとよりせめて属までは落としたい・・・とそんな願望もあるわけで、属レベルで話を進めることが往々にしてあります。
その科にはどんな属(genus or genera)が所属しているか、勉強してみることをお勧めします。
私もきのこを覚えたての頃、勉強しましたよ〜^ ^.





大ツノフノリタケ?  投稿者: gorosuke 投稿日:2013/07/07(Sun) 23:04 No.2531

3/3に投稿して何ヶ月も皆様に見て頂いたNO.2509のきのこについてお知らせします。先日このきのこと同じものと思われるきのこを観察しました。大きさはやや小型ですが昨年と一緒の場所に出ていました。標本を採取して検鏡してみるとアカキクラゲ科特有の担子器が確認できます。「やはり」と言うべきか「残念」と言うべきかわかりませんがハナビタケではありません。まだ精査していませんが大きなツノフノリタケの可能性が高いようです。





Re: 大ツノフノリタケ?   nivalis - 2013/07/08(Mon) 20:03 No.2532

結果報告をありがとうございます。

ツノフノリタケはアカキクラゲ目で、ハナビタケはハラタケ目
目レベル(もっと大枠の綱レベル)からしてかけ離れて違うのですね。ハナビタケの担子器は棍棒型なので、担子器をみると一目瞭然・・・というところでしょうか。
ツノフノリタケに似ていながら、実は全く違っていたなんて出会いも、絶対ないとは言い切れないわけで、勉強になりました(正真正銘のハナビタケって見てみたいですね)。




Re: 大ツノフノリタケ?   gorosuke - 2013/07/09(Tue) 23:01 No.2533

>(正真正銘のハナビタケって見てみたいですね)。

私も同感です。地元で見つけた幾つかの標本(束生する物、しない物。また枝分かれするも物、しない物)を観察してみましたが何れもアカキクラゲ科のきのこでした。従って顕微鏡の使えない観察会の現場で仮同定する時はツノフノリタケとしておいた方が無難です。
今はっきり「ハナビタケ」として写真を載せているのは「信州のきのこ」信濃毎日新聞社 だけのようです。もし当時編集に当たられた方が現在でもお元気ならば図鑑のきのこをどのように「ハナビタケ」と同定されたのかお聞きできないかと思います。





ヨゴレキアミアシイグチ?  投稿者: konpas 投稿日:2013/07/05(Fri) 10:52 No.2524

こんにちは。

当地では数日前からきのこが一気に発生しています。
7月2日と4日にきのこ撮影に行ってみたら,いろいろでていて楽しむことができました。
7月2日はサナギタケがたくさん出ていました。アップで撮るときれいでした。

4日は牡丹園の中でいろいろなきのこに出会うことができました。
その中でササクレヒトヨタケは高さが30p以上になって群生していました。ちょっと驚きです。

そして,教えていただきたいイグチがあります。
下草がほとんどないアカマツ林の地面に発生していました。
初めは見たときは「アカヤマドリを見つけた」と喜んだのですが,柄に網目があります。図鑑には柄に網目の記載がありません。
原色新菌類図鑑にヨゴレキアミアシイグチ,北陸のきのこ図鑑にアケボノヤマドリタケが記載されています。これが近いように思われますが,いまいち違うように思われます。
肉は青変性がありません。切断面を見ると傷ついている部分からやや黄土色

ご意見いただけないでしょうか。





Re: ヨゴレキアミアシイグチ?   konpas - 2013/07/05(Fri) 10:55 No.2525

すみません。画像が全部送れなかったので,追加投稿させていただきます。





Re: ヨゴレキアミアシイグチ?   nivalis - 2013/07/05(Fri) 22:43 No.2526

ヨゴレキアミアシイグチをご存知の方がいらっしゃると良いですね。
(私は分かりませんです- -;)

サナギタケの写真は不思議な感じがしますね。
切り抜いたあと背景のみの画像に貼り付けでしょうか。
こんな方法もあるのですね

ササクレヒトヨタケ、見事に発生のようで羨ましいです^ ^。




Re: ヨゴレキアミアシイグチ?   konpas - 2013/07/06(Sat) 06:53 No.2528

こんにちは。
返信ありがとうございます。
ヨゴレキアミアシイグチは的外れかもしれないですが,どなたかにご意見いただけるとありがたいです。

>サナギタケの写真は不思議な感じがしますね。切り抜いたあと背景のみの画像に貼り付けでしょうか。

牛肝菌研究所・たねやま様のサイトを拝見し,私も黒バックの撮影をしたいと思いました。
とはいえ,「背景に無反射布を用いた黒バック撮影」は,私にはとても無理と思い,お手軽撮影の方法を考えました。それが,黒バックの箱を作り,その中に子実体を置いて撮影することを思いつきました。これだと野外でも気軽に撮影できます。折りたたみ式にしました。
ところが,黒バックの箱は垂直面と水平面の反射が違うので,一様な黒になりません。しかも,土やらゴミやらが付着してきれいな画像にならないことが分かりました。

やむなく,フォトショップエレメントを使って,背景を黒に塗りつぶすことにしたら,少し見られるようになりました。でも,輪郭部分がどうしてもうまくいかないのが欠点です。





Re: ヨゴレキアミアシイグチ?   har.Takahashi - 2013/07/06(Sat) 10:32 No.2529

お写真から判断しますと、傘の表面はひび割れていて特徴がよく分かりませんが、柄の表面が茶褐色を帯びること(ヨゴレキアミアシイグチは芥子色)、そして肉が白色に見える点(ヨゴレキアミアシイグチは芥子色〜淡黄色を帯びる)からヨゴレキアミアシイグチ Boletus (Pulveroboletus) sinapicolor Cornerよりもヤマドリタケモドキに似ているように思われます。またヨゴレキアミアシイグチの傘の表皮組織はやや膨大したほぼ等径の菌糸細胞からなる短細胞被を形成するというBoletus属の仲間では稀な特徴を持っています。




Re: ヨゴレキアミアシイグチ?   konpas - 2013/07/06(Sat) 17:47 No.2530

har.Takahashi 様
初めまして。ご教示ありがとうございます。

ヤマドリタケモドキで「原色日本新菌類図鑑」を読み直してみました。
そうしたら,傘は「ときにひび割れる」と記載がありました。
こんな状態のは初めて見たので,全く分かりませんでした。
また,ヨゴレキアミアシイグチについても,詳細な特徴を教えていただきありがとうございます。

たいへん勉強になりました。ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。





ヒスイ色のきのこ  投稿者: gorosuke 投稿日:2013/06/30(Sun) 22:04 No.2517

 今年は未だこちらもきのこの発生がいまひとつです。しかし私が「ヒスイガサ」と勝手に呼んでいる緑色のきのこは昨年と変わらず顔を見せてくれました。発生地の公園管理者から連絡があったので地元きのこ会の例会はパスして行ってきました。去年も自分なりに調べてみたのですが、“ヌメリガサ科アカヤマタケ属?”くらいしかわかりません。標本は確保してあるので出来ればコナン様に見て頂こうと思っております。





Re: ヒスイ色のきのこ   nivalis - 2013/07/01(Mon) 19:01 No.2518

こんにちは gorosukeさん

写真を見せてくださりありがとうございます。ホントに綺麗なきのこですね。アカヤマタケ属には赤やら黄色やら鮮明色のきのこが多いとは思っていましたが、この翡翠色も、アカヤマタケ属ならではの発色なのかもしれませんね。

>標本は確保してあるので出来ればコナン様に見て頂こうと思っております。

良いお返事をいただけると良いですね。




Re: ヒスイ色のきのこ   コナン - 2013/07/02(Tue) 01:03 No.2519

こんばんは gorosukeさん
そしてnivalisさん ご無沙汰しております。

添付の緑色のアカヤマタケ属のきのこと思われる画像、大変きれいな写真ですね。
「ヒスイガサ」という名前もピッタリのような気がします。

一昔前まではアカヤマタケ属の緑色のきのこは皆「ワカクサタケ」にされていましたが、今は違って多数あることが分かってきていますね。
一昨年の菌学会札幌大会で発表された(?)「フカミドリヤマタケ」というきのこによく似ておりますが、写真で見る限り同じものとは思えません。

念のためご確認ですが、「傘と柄には粘性はなし」でよろしいでしょうか?




Re: ヒスイ色のきのこ   gorosuke - 2013/07/02(Tue) 22:38 No.2520

持ち帰った標本を1本冷蔵庫に入れ忘れました(写真)。完全に乾燥すると傘のヒスイ色は飛んで橙色になるようです。ただコナン様もこんな標本ばかり貰っても困ると思うので今回は普通にキッチンペパ−に包んだものとは別に湿ったミズゴケに包んだ物も同封します。みちのくまで長旅を標本が耐えてくれることを祈ります。




Re: ヒスイ色のきのこ   gorosuke - 2013/07/02(Tue) 22:46 No.2521

コナン様

>傘と柄には粘性はなし
 無かったと思います。子実層託実質は並列型でした。




Re: ヒスイ色のきのこ   gorosuke - 2013/07/04(Thu) 23:11 No.2522

無事標本が到着したようです。今回は初めて標本を紙に包んだものとは別にミズゴケに包んで発送しました。このような生物素材を梱包に使うことはきのこに対して目に見えない汚染をもたらすことが考えられるので躊躇しました。しかし干物の魚を水で戻しても生の魚に還らないように乾燥したきのこも元に戻りません。思い切ってやった結果は良かったみたいで翡翠色ままのきのこをコナン様にお届けできました。

このきのこは愛知県森林公園の展示館前で生態展示中です。「ヒスイガサ(仮)」の看板も出ているのですぐわかります。来園された方は是非ご覧になって頂きたいと思います。




Re: ヒスイ色のきのこ   コナン - 2013/07/05(Fri) 00:47 No.2523

gorosuke 様

標本ありがとうございました。

梱包を開けてみて、はっきり言って驚きです。ミズゴケで包んだものは、まるで今朝にでも採取したような良好な状態で届き、詳細に形態を観察することができました。

アカヤマタケ属菌は時間との勝負で、子実体の色や粘性の有無などを確認するためにはなるべく朝露の乾かないうちに観察が必要なため、今までほかの方から標本を送っていただくことをあまり考えておりませんでした。全てのアカヤマタケ属菌に有効かどうか分かりませんが、一つの方法として今後遠隔地の標本の収集に採用できるものと思います。
ただ、さすがに採取してから3日も経っていますと、胞子紋の採取に苦労しています。

肝心の観察結果ですが、実物を見て感じたことは写真と違って極めてフカミドリヤマタケ Hygrocybe atroviridis ined. (2011年、日本菌学会札幌大会発表)に似ているということです。
同種との違いは傘の周辺の条線の有無と柄の太さぐらいで、この特徴だけで別種とするためには根拠が弱いため、顕微鏡的な違いがないか調査中ですが、胞子紋が上手く取れていないのがネックとなっており時間が掛かりそうです。

なお、フカミドリヤマタケの画像は、以前にこのコーナーで紹介しておりますのでご参照ください。




Re: ヒスイ色のきのこ   gorosuke - 2013/07/05(Fri) 23:08 No.2527

コナン様

>はっきり言って驚きです
怪我の功名です。発生地は家から車と徒歩で1時間かかります。時期が時期なので標本を採取してから家に帰るまでに干からびてしまいます。色々考えてこの方法しか思いつきませんでした。特許は取りませんので皆様ご自由に真似して下さい。

>時間が掛かりそうです
かまいません。宜しくお願い致します。ただ結果が出たらテレビか新聞の取材の可能性があるのでその時はまたご協力をお願いするかもしれません。

>胞子紋が上手く取れていないのが
実は私もうまく取れていません。現地での採取がベストだと思います。すぐに行くことは出来ませんが次回挑戦してみます。





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