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冬虫夏草  投稿者: 昼行灯 投稿日:2015/07/01(Wed) 09:38 No.2789

ホソエノコベニムシタケ ウスキサナギタケ(完全世代)とハナサナギタケ(不完全世代)が同居
このバッチは以前北海道でお会いしたときに頂いた気がします?





Re: 冬虫夏草   nivalis - 2015/07/01(Wed) 17:44 No.2791

ご無沙汰しております。
お元気でしたか?

虫草写真見せて下さりありがとうございます。
写真を見せていただき、探す楽しみを思い出しておりました。
ありがとうございます。

>このバッチは以前北海道でお会いしたときに頂いた気がします?

N氏のお宅で買われていたような気が・・・?
今も大事に使われているのですね(嬉)。




Re: 冬虫夏草   昼行灯 - 2015/07/01(Wed) 17:53 No.2792

そうでした、思いだしました。もう何年になるんでしようか、懐かしいです。




Re: 冬虫夏草   nivalis - 2015/07/02(Thu) 19:19 No.2796

>もう何年になるんでしようか、懐かしいです。

そうですね。
今だに私は名刺を作っていません。
名刺のことや、スミレや野菊を見ると思い出していますよ〜^^





たぶんサビ病菌?  投稿者: nivalis 投稿日:2015/06/21(Sun) 18:34 No.2780

興味があるわけではないのですが
いつかサビ病菌を顕微鏡で覗いてみたいと思っていました。
今日はサビ病菌?に侵されているヤマアジサイを初めて見つけ
ちょこっと持ち帰ってみました。





Re: たぶんサビ病菌?   種山 - 2015/06/21(Sun) 19:19 No.2781

たまには全く別の分類群とか見てみたいですよねえ。せめてAspergillusの姿くらいは自分で見てみたいなあって思ってます。サビ病菌もおもしろそうです。




Re: たぶんサビ病菌?   nivalis - 2015/06/22(Mon) 17:29 No.2783

>せめてAspergillusの姿くらいは自分で見てみたいなあって思ってます。

ホント見てみたいですね。
オリゼーのあの姿、なんとく納得してみたい気がします。





Melanoleucaについて  投稿者: konpas 投稿日:2015/06/15(Mon) 20:15 No.2762

画像は6月13日に福島県の山道で見つけたきのこです。
最初の印象はナラタケかと思ったのですが,つばがないので違う→ひだが垂生のように見えることとやや杯状になっていることからカヤタケかと思いました。帰宅後に図鑑で確認するとカヤタケ属に近いかと思ったのですが,変異の範囲内としても柄が長すぎること,ひだが直生−湾生に見えることから,カヤタケ属ではなさそうと思い,胞子を顕微鏡観察してみましたら,胞子の表面に黒い粒点(いぼ状突起?)が見えたので,カヤタケ属では無いと分かりました。

それで再度「原色日本新菌類図鑑」と「北陸のきのこ図鑑」を調べても分からないので,洋書のきのこ図鑑を調べてみたところ,Roger Phillipsの「Mushrooms and Other Fungi of North America」に形態が似ているきのこを見つけました。それによるとMelanoleuca albovidaと学名が付いていました。改めて日本の図鑑で「ザラミノシメジ属」を調べてみましたが掲載されていませんでした。
イギリスと周辺のきのこ洋書図鑑で調べても掲載されていないので,ネットで調べてみましたが,ほとんどヒットしませんでした。
それで教えていただきたいのですが,Melanoleuca albovidaは日本ではまだ報告などはされていないのでしょうか。ご教示よろしくお願い致します。

以下に採取したきのこの形態を記載します。

発生環境はスギ,ナラ属(コナラ?)とブナの混生林地上。散生−束生。周辺に5−7カ所発生(群生とまで言えず)

傘は湿時極弱粘性。微細な鱗片があるような感触あり。中丘があり色がより濃色。傘色は初め帯黄黄土色→黄土色。表皮を擦ると淡褐色変。

柄は傘より淡色。明瞭な条線あり。擦ると淡褐色変。つば無し。基部は小球根状で白色菌糸?見られる。中実。繊維状でしっかりしている(特に表皮はしっかりしている)

ひだは初め帯淡黄白色→淡黄土色。直生−湾生。密。

肉はやや硬い。臭いはかなり強く,煮干し臭と腐敗臭を合わせた臭いがする。

胞子紋は白色。





Re: Melanoleucaについて   nivalis - 2015/06/15(Mon) 21:25 No.2763

konpasさん
いよいよ顕微鏡挑戦でしょうか v(^o^)v

それと丁寧な観察と写真投稿ありがとうございます。
微疣状の胞子からもMelanoleucaで間違いないと思いますが
学名は果たしてMelanoleuca albovidなのでしょうか?
Melanoleuca alboflavidaの間違いではありませんか?

MycoBankでMelanoleucaを検索すると、、登録されているその属のすべての学名がわかります。
http://www.mycobank.org/BioloMICS.aspx?Table=Mycobank&Rec=56901&Fields=All
そこに学名がなければ、図鑑のミスプリントやネット検索時のスペルミスなども考えられます。

日本では報告されていないのかという点については
日本産きのこ目録で調べてみると良いと思います。
DLはされているかと思いますが
フィルタ検索で学名欄でMelanoleucaの文字を入れ検索すると
日本で報告されている種が出てきますので報告されているか否かが分かるかと思います。




Re: Melanoleucaについて   konpas - 2015/06/16(Tue) 17:20 No.2766

nivalisさん
早速のお返事ありがとうございます。

>学名は果たしてMelanoleuca albovidなのでしょうか?
>Melanoleuca alboflavidaの間違いではありませんか?

ご指摘ありがとうございます。間違えてしまいました。Melanoleuca alboflavidaです。
使ったことのない学名を使ったら,一番に間違えてしまいました。
それと日本産きのこ目録を調べてみましたら,alboflavidaの種は無かったので,日本では報告されていないことも分かりました。

ご指摘とご教示ありがとうございました。いつも勉強になります。

>いよいよ顕微鏡挑戦でしょうか v(^o^)v

挑戦とはおこがましいのですが,中古顕微鏡を長期借用させていただいたので,我流ながら頑張ってみようと思っています。
今後ともよろしくお願いします。




Re: Melanoleucaについて   nivalis - 2015/06/17(Wed) 09:13 No.2767

>我流ながら頑張ってみようと思っています。
>今後ともよろしくお願いします。

楽しみながら頑張ってくださいね。顕微鏡写真を拝見させていただくのも楽しみにしています。
こちらこそよろしくお願いします。




Re: Melanoleucaについて   konpas - 2015/06/17(Wed) 20:57 No.2768

>MycoBankでMelanoleucaを検索すると、、登録されているその属のすべての学名がわかります。

ありがとうございます。検索してみたら新たに疑問が出て来ました。再度教えていただきたいのでよろしくお願いします。
検索してみたら,Any ,Species, Genus で検索してもヒットしませんでした。Epithetで検索すると出て来ました。
内容を見るとシノニムがAgaricus alboflavidus,Collybia alboflavida等と記されています。
Epithetで検索するとヒットするということは,このきのこは和訳にすると「仮称」か「公式に認められていない種」とのことでしょうか。




Re: Melanoleucaについて   nivalis - 2015/06/17(Wed) 22:38 No.2769

>検索してみたら,Any ,Species, Genus で検索してもヒットしませんでした。Epithetで検索すると出て来ました。

私も詳しいわけでなく、おっしゃられてる意味がよくわかりません。
MycoBankのHPからはSearch→Taxon nameの入力欄に属名や学名を入力するだけです。

>内容を見るとシノニムがAgaricus alboflavidus,Collybia alboflavida等と記されています。

昔、細分類される前は多くの種がAgaricusでした。その種がかつて研究者によってCollybia に分類され報告されたことが有り、Agaricus alboflavidus,Collybia alboflavidaはいずれもMelanoleuca alboflavidaのシノニムとして扱われています。
当時のその学名種とは同種であり、シノニムとは同義語で同じ種にかつては別の学名がついていたと考えて良いと思います。

Epithetは小種名で、学名は属名+小種名で作られています。小種名で検索しヒットするのは不思議なことではありません。一度付けられた学名は不動ではなく分類によって属名が変わったり、属が変われば小種名も若干変わることもあります。
また、学名の後ろにMelanoleuca alboflavida (Peck) Murrill, North American Flora 10 (1): 6 (1914) と書かれているのは、North American Floraという学術誌にMurrillさんという人が1914年に報告しているところの種ということです。
http://www.mykoweb.com/systematics/literature/NAF_Vol10Part1.pdf

説明不足(下手)ですみません・・・。
イグチさんなら、詳しく説明してくださるかもです。




Re: Melanoleucaについて   konpas - 2015/06/18(Thu) 15:35 No.2776

ピント外れの質問で申し訳ありませんでした。
使い方が分からなくてhomeの隣にあるSearchをクリックしたらsimple queriesがあったので,そこで検索していました。
単純にSearch→Taxon nameで良かったのですね。おかげさまで理解できました。

シノニムやEpithetについて丁寧なご教示ありがとうございました。概略を理解することができました。理解したなどと言うと,そんな簡単に分かることで無いとおしかりを受けそうですが,教えていたただいたことを元に少しずつ勉強していこうと思います。

>説明不足(下手)ですみません・・・。

そんなことはありませんので,これからもよろしくお願いします。




Re: Melanoleucaについて   イグチ 潔 - 2015/06/18(Thu) 20:23 No.2777

 今日、市役所に行ったら、植え込みのヒマラヤスギの樹下にテングタケ、ツツジの植栽の中にアカチャイヌシメジが生えているのをみかけました。




 >ひだが直生−湾生に見えることから…

 >胞子の表面に黒い粒点(いぼ状突起?)が見えた…

 シスチジアも確認したほうがいいですよー?



 >シノニムとは同義語で…

 生物の国際命名規約に含まれている用語の邦訳は厳密に定められており、用語によっては、動物命名規約・植物命名規約・細菌命名規約で、それぞれ異なった邦訳が当てられている場合すらあります。幸い、どの規約においても、synonym という語は現行では「異名」と邦訳されています(命名樹規約の旧版では「同物異名」と訳されていたこともありますが)。



 >Epithetは小種名…

 動物命名規約では「種小名」、植物命名規約では「種形容名」・細菌命名規約では「種形容語」と邦訳されています。

 「小種名」という用語は存在しませんよ…? ^^;



 >昔、細分類される前は多くの種がAgaricusでした。

 Fries の時代には、ひだを有するきのこはすべて Agaricus 属に放り込まれ、さらに胞子紋の色などによって「亜属」に分けられていました。カイガラタケなどまでが、当時は Agaricus 属のメンバーとみなされてました。

また、孔の中に胞子を作る軟質菌は全部 Boletus に放り込まれていたため、当時はカンゾウタケ・クロカワ・イグチ類はいうにおよばず、ナミダタケやアミガサタケまで Boletus 属の一員として扱われていました(ただし、「きのこが硬く、孔の中に胞子を形成するきのこ=多くの硬質菌」は、一年生ならすべてが Polyporus 属、多年生なら Fomes 属におかれましたが)。
 サンゴ状のきのこは、ニカワホウキタケやクロサイワイタケ(=カノツノタケ)まで全部 Clavaria属のメンバーとされ、カップ状のきのこはチャダイゴケやらハチスタケまでを含めて Peziza 属、また、成熟すると内部が古綿状となるきのこは全部(ホコリタケ・ツチグリ、はては変形菌まで)Lycoperdonとしてひとまとめにされていました。


 >Murrillさんという人が1914年に報告しているところの…
 正確にいえば、アメリカのムリル氏が、1914年に「Agaricus alboflavida というきのこは、実はザラミノシメジ属に移すべきだ」と主張し、North American Flora の誌上で、Melanoleuca alboflavidaという名を初めて用いた、ということです。この Murrill さん、アガリクス・ブラゼイ Agaricus blazeiという学名(かつて、ヒメマツタケに当てられていた)の名付け親でもあります。

 Melanoleuca alboflavidaハ、アメリカのペック氏が初めて記載して Agaricus alboflavidus Peck の名を与え、Annual Report on the New York State Museum of Natural History(ニューヨーク州博物館年報)という雑誌の 23巻75ページに発表したものです。 Agaricus alboflavida という学名の最後についている「Peck」は、ぺック氏が命名したことを示すものです。

 イタリアのサッカルド氏は、「Agaricus 属に置くのは間違いで、 Tricholoma 属に入れるのが正しい」として、学名を Tricholoma alboflavidum (Peck)Sacc. に変更し、 Sylloge Fungorm(きのこカタログ集、とでもいうべきか)という大作の本(全部で八千ページほど!)に発表しています(学名の最後の「Sacc.」は、サッカルド氏の名前の略記です)。
 また、アメリカのカウフマン氏は、「ペックもサッカルドも間違ってる。このきのこは Collybia属に所属させるのが妥当なのである」と主張し、Collybia alboflavida (Peck) Kauffmann という学名を提唱しました。

 かっこの中に入っているのは、「そのきのこをはじめて記載した人の名」で、かっこの後ろの人名は、そのきのこを「〜属に移し替えた人」の名である、と覚えておけばいいと思います。
 厳密には、かっこの後に記されている人名は、最初は変種として記載されたきのこを「変種ではなく独立種である」と主張した(すなわち、繰り上げた)人の名であることもありますが。



 >属が変われば小種名も若干変わることもあります。

 属名も種形容名も、原則としてラテン語(あるいはラテン語化したギリシア語そのほか)を用いて命名するように、命名規約で定められています。ドイツ語やフランス語では、現代でも、名詞に「性別」がありますが、ラテン語も同様です。ふつうは、語尾が -s なら「男性」、- a なら「女性」、-um ならば「中性」です。属名と種計世名との間では、この性別をそろえなくては有効な学名とみなされないため、分類学者は、ラテン語辞書は必携です。

 アミガサタケは、Fries の時代には Boletus(性別は男性) 属の一員であったため、Boletus esculentus と呼ばれていました(語尾が -s で揃えられていますよね)が、いまは Morchella 属に入れられていますから、種形容名も語尾をそろえて esculenta と表記されています。

 ただし、「ギリシア語起源の属名はすべて中性として扱う」という命名規約の規定がありますので、Calostoma 属(クチベニタケ属)は語尾が -a で終わるにもかかわらず、クチベニタケの種形容名は japonicum (-m で終わる)と表記されています。

 シロキツネノサカズキは、属名 Microstoma(小さい口、の意)がギリシア語であるにもかかわらず、命名規約の細部を見逃した分類学者によって、floccosa の種形容名が与えられてしまいました。「属名の最後が -a だから、種形容名の最後も -a にして、そろえておけばいいよね」と考えてしまい、属名がギリシア語起源だというのを見逃してしまったのです。
 属名がギリシア語→ギリシア語の属名はすべて中性→それゆえ、種形容名も中性の語尾にしないといけない、ということで、最近になって、やっと Microstoma floccosum という正しい表記に訂正されました(山と渓谷社の図鑑の、旧版と改定増補版との間で比べてみてください)。

Tricholoma(キシメジ属)も Entoloma(イッポンシメジ)も Hebeloma(ワカフサタケ属)もギリシア語起源、-cybe で終わる属名(Inocybe アセタケ属や Conocybe コガサタケ属や Hygrocybe アカヤマタケ属や Clitocybe カヤタケ属など)も、すべてギリシア語起源です。


 なお、Mycobank も便利ですが、Index Fungorumもたまには使ってみてください(運がよければ、1800年代の原記載を読めることがあります)。
 また「ほほー、このキノコの原記載は〜という雑誌に書かれてるのね…」ということが分かったら、CyberLiber(菌学電子図書館、とでもいうべきか:http://www.cybertruffle.org.uk/cyberliber/)の中を捜すと、原記載そのものを読むことができる場合がけっこうあります ^^b




 ほんとうは、PC画面で Mycobank や Index Fungorum の画面をいっしょに見ながら説明したいのですが…ニーズがあれば、そういう場(ゼミ? 勉強会?)を設けてもいいかもしれません。




Re: Melanoleucaについて   konpas - 2015/06/19(Fri) 11:10 No.2778

イグチ 潔 様

詳細なご教示ありがとうございます。内容を見て凄いなぁと感じました。本当に感動しました。
難しい内容(私にとって)を平易に解説していただき,十分に分かりやすかったです。
しかしながら,5〜6回読んでもなかなか覚えることは難しいです。
井口様の解説文とMycobankと付き合わせながら,何度も読み返して覚えたいと思います。

>シスチジアも確認したほうがいいですよー?
ありがとうございます。顕微鏡も始めたばかりで,切片の切り出しすら上手くできません。ピスに挟んで切り出してもグチャグチャになってしまう状況です。これから少しずつできることを増やしていきたいと思っています。

いつも詳細で分かりやすいご教示をいただきありがとうございます。今後もよろしくお願い致します。




Re: Melanoleucaについて   nivalis - 2015/06/19(Fri) 20:18 No.2779

イグチさん ありがとうございます。

>「小種名」という用語は存在しませんよ…? ^^;

そうでしたか、いい加減で覚えていただけですね。
これからはちゃんと裏を取り書き込まなくっちゃと反省です。

いつも詳しい解説、感謝です。





キノコの名前を教えて下さい  投稿者: naratake 投稿日:2015/05/19(Tue) 19:58 No.2751   HomePage

チャワンタケには色々な種類があり、道端の縁に発生していました。
キノコの名前を教えてくださいお願いします。27.5.17撮影しました。





写真だけでは無理   通りがかり - 2015/05/24(Sun) 13:23 No.2752

チャワンタケ属なのか、それ以外の科なのか
胞子や側糸の形態、アミロイド反応の有無もわからず
名前を教えてというのは無謀というものでしょう




Re: キノコの名前を教えて下さい   naratake - 2015/05/24(Sun) 19:49 No.2753   HomePage

通りがかりさん こんばんわ。あいにく顕微鏡など持ち合わせていませんので大変失礼しました。
懲りずに今後ともわかる範囲で結構ですのでよろしくお願いします。




Re: キノコの名前を教えて下さい   イグチ潔 - 2015/05/29(Fri) 22:28 No.2754

 どんなキノコでもそうですが、とりわけチャワンタケ類については、肉眼あるいはルーペのみを用いた手法では、「種」レベルの同定どころか「科」・「目」レベルでの検討すらつけ難いのが実情です。

 このグループの菌は、「顕微鏡を使わないと基本レベルの同定すら不可能」⇔「基本レベルの同定さえできないので、図鑑に載せようにもなかなか載せられない」の悪循環の中にあるとお考えください。

 画像の菌は、フクロシトネタケ(フクロシトネタケ科)の類か、あるいは狭い意味のチャワンタケ属(チャワンタケ科)のようにもみえますが、やはりどちらとも断言できません(きのこを縦割りにし、その断面にメルツァー試薬を垂らすと識別できるのですが)。

 また、成熟した菌体(採取したとき、きのこの上面=へこんだ面から、煙状に胞子が噴き出すぐらいに成熟したもの)でなければ、顕微鏡を使ったとしても、「種」レベルでの同定は不可能です。


 小生、いちおうチャワンタケ類の分類がライフワークですので、もしもこの仲間の菌に興味をお持ちでしたら、成熟したものを小生の手元にお送りいただくのがよいかもしれません。
 その際には、きのこを割ったときの肉の変色性(うっすら黄色くなる種類がかなりあります)・きのこの外面の粘性とざらつきとの有無・発生していた基質がなになのか(樹種レベルで)と、その基質の中に菌糸束が走っていたかどうか、を詳しく観察していただければと思います。





nivalis さん  投稿者: naratake 投稿日:2015/05/11(Mon) 10:57 No.2750   HomePage

こんにちは。お世話をおかけしました。何千種類のきのこがあり、不明種もあるので
コメント有難うございました。今後ともよろしくお願いします。





キノコの名前を教えて下さい  投稿者: naratake 投稿日:2015/05/04(Mon) 20:16 No.2747   HomePage

近くの林(広葉樹)の枯葉の地上に3個ほど発生。雨が降らないのにキノコが出ていました。乾燥ぎみですが、判れば教えてください。春に見つけた最初のきのこです。





Re: キノコの名前を教えて下さい   nivalis - 2015/05/05(Tue) 22:07 No.2748

こんばんは naratakeさん

ゴメンナサイ。私には全くわかりません。
見たことがあるとか、わかる方がいると良いですね。




Re: キノコの名前を教えて下さい   レオピー - 2015/05/05(Tue) 22:52 No.2749

naratakeさん、ニヴァリスさん
こんばんわ。

写真のきのこを見て、似てるな〜と思ったキノコをアップします。
2005年5月22日 札幌市 広葉樹林の落ち葉が堆積した地面から
生えていたと思います。
その時は、ツチイチメガサ?とも思ったのですが、柄の太さなど
イメージと違う感じがしてよくわかりませんでした。






傘の白いもの?  投稿者: konpas 投稿日:2015/03/23(Mon) 15:06 No.2740

皆さん,こんにちは。

広葉樹と思われる切株に重なるように発生していました。
キシメジ科かと思っていますが,自信はありません。
これだけ特徴的なきのこなので,図鑑を見ればすぐに分かるだろうと思いましたが,まったく分かりませんでした。
種名が知りたいこともあるのですが,この子実体の傘に白いものがありますが,鱗片のたぐいでしょうか。
それとも他のカビなどが寄生したと考えられるでしょうか。
ご教示よろしくお願い致します。

ちなみに一目見たとき,ワサビタケあるいはスエヒロタケが頭に浮かびましたが,いずれも図鑑の記述にぴったりとは当てはまりませんでした。ワサビタケの記述に近いと思っているのですが。





Re: 傘の白いもの?   h_pon - 2015/03/23(Mon) 18:59 No.2741

ナミハタケとか、チャヒラタケとかの類だと思いますが、カサの白い粉?が気になりますね。。




Re: 傘の白いもの?   nivalis - 2015/03/24(Tue) 00:06 No.2742

Konpasさん こんばんは
h_ponさん ようこそ、これからもよろしくお願いいたします。

確かに白いものは気になりますね。
私もKonpasさんの見立ての通り、ワサビタケだと思います。
ワサビタケは
かつてキシメジ科のきのこでしたが、現在はクヌギタケ科に属しています。

白いものについては、鱗片でもカビでもないと思います。
では何かと言うと私もわかりません。
全くの憶測ですが、寒い冬の時期越冬するために、きのこが防御のため?に何かを分泌したとは
考えられないでしょうかね?(間違った憶測かもしれません)
白い物質について、分かっている方がいらっしゃると良いですね。




Re: 傘の白いもの?   h_pon - 2015/03/24(Tue) 09:43 No.2743

こんにちは。
やはり、ワサビタケでしたか。
ありがとうございます。

ワサビタケ属でしたら、
ミヤマヒメヒラタケにも見えますね。
カサがひび割れて白い微毛を生じるのが特徴のようなので(?)、ミヤマヒメヒラタケに近いかもしれません?




Re: 傘の白いもの?   イグチ 潔 - 2015/03/25(Wed) 21:16 No.2744

 白い部分は表皮(表皮上層と下層とに分化している)、黄色みを帯びた部分は子実体の肉(実質:コンテクスト context)です。

 表皮上層は、不規則かつ緊密に絡み合った菌糸で構成され、その菌糸の末端は垂直方向へと立ち上がります。この立ち上がりが、かさの表面の粉状ないし微毛状の外観を与えます。

 表皮下層は、子実体の基質へのつけねからかさの縁へと放射状に配列する菌糸で構成され、個々の菌糸は、表皮上層におけるよりもさらに密に絡み合いながら水平方向に走っています。

 さらに、肉(実質)の組織は、不規則に絡み合う菌糸で構成されていますが、その絡み具合は表皮層(表皮上層+表皮下層)におけるよりもずっと緩いものとなっています。

 ワサビタケ属(旧スズメタケ属を包含する)においては、肉(実質)を構成する菌糸が、子実体が老成するに伴ってゼラチン化することが、属そのものを規定する大きな特徴であるとされています。

 肉の菌糸は降雨などによってゼラチン化しますが、好天にさらされれば、菌糸の細胞壁は再び硬さを増します。降雨(または降雪)と好天の繰り返しによって、ワサビタケ子実体の肉は柔らかくなったり硬くなったりし、多少とも伸び縮みしますが、表皮の構成菌糸はほとんどゼラチン化しないため、肉の伸び縮みについていけずに細かく破断し、白っぽい鱗片状をなしてかさの表面に散在しているかのような外観を呈するに至るのです。

 菌糸の末端がかさの表面に立ち上がるきのこでは、「吸水性」と称し、乾いてくるとかさの表面が白っぽく淡色となる性質が認められますが、ワサビタケのかさも乾きかけてくると「吸水性」を示し、細かく千切れた表皮層の断片が、著しく白く見えることになります。

 なお、ミヤマヒメヒラタケでは、ひだがもっと疎生し、ひだ同士を連結する横ひだがほとんどないため。画像のきのこは、やはりミヤマヒメヒラタケではなくワサビタケかと判断します。
 私が実見した例では、ミヤマヒメヒラタケの発生はブナ・ミズナラや、ミヤマハンノキ・ミズメ・シラカンバ・ダケカンバなど、温帯上部に分布する樹木上のみで認められていますが、ワサビタケではブナ・イヌブナ・クリ・コナラ・ミズナラ・シラカンバ・エノキ・シラカシ・ハルニレ・イヌシデ・アカシデなどの広葉樹ばかりでなく、スギ・ヒノキ・アスナロ・モミ・ツガ・コメツガ・ウラジロモミ・ヒマラヤスギなどの針葉樹上でも珍しくないようです。
 北海道では、北米から造林用に移入されたテーダマツ・スラッシュマツなどの外来針葉樹上でもよく見出されます。




Re: 傘の白いもの?   nivalis - 2015/03/26(Thu) 08:32 No.2745

イグチさん ありがとうございます。

表層菌糸が細かく破断したものだったのですね。
納得です。
憶測は見事に外れました。
以前、イグチさんに知らないことは無いんじゃないかと思ったことがありますが
あらためて、やはり凄いな!って思います。




Re: 傘の白いもの?   konpas - 2015/03/28(Sat) 22:37 No.2746

h_ponさん, nivalisさん, イグチ 潔さん,ありがとうございます。

ご教示いただきながら,お礼が遅くなってしまいました。ここ数日,自分の蒔いたタネで,急に夜遅くまで慌ただしい事態となり,パソコンを開くことができませんでした。

イグチ 潔さん,いつもながら詳細に教えていただきありがとうございます。
ワサビタケ属は老成により,実質がゼラチン化することが特徴とのことが分かりました。分かったと言ってもボヤッとですが。日を改めて何度か読み直して,内容をよく理解したいと思います。
いつも勉強になります。

皆様,改めてありがとうございました。





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