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ドングリとイガグリからきのこ  投稿者: konpas 投稿日:2017/09/01(Fri) 10:34 No.3119

1.きのこの観察会でドングリの実?から発生しているきのこが採集されました。
観察会に参加した人はどなたも種名が分かりませんでした。写真撮影だけして図鑑で調べてみたのですが、皆目見当がつきません。どなたかご教示よろしくお願いします。


2.別な観察会の時に私がイガグリから発生しているように見えるきのこを採集しました。
イガグリから発生しているのか、イガグリに付着している落ち葉から発生しているのか、迷うような状態でした。おそらく付着した落ち葉から発生しているのだろうと思ったのですが、近くに別なイガグリがあり、そちらからも同じ状態できのこが発生していました。
イガグリから発生しているのか、落ち葉から発生しているのかを見分けるためのポイントなどありましたら教えていただけないでしょうか。




Re: ドングリとイガグリからきの...   イグチ 潔 - 2017/09/01(Fri) 22:53 No.3120

一枚目は「カレバタケ(Gymnopus erythropus [Pers.] Antonín, Halling & Noordel.)。腐植質を強力に分解する菌で、新聞紙まで腐らせてしまいます。

二枚目は「チチタケ属の一種(Lactarius sp.)」で、ヒメチチタケ節の種かと思います。外生菌根を形成するきのこですが、細い根状菌糸束を作り、そこから小さなきのこを数本ずつ発生する性質をもつため、しばしば朽ちた枝などの上にきのこが生じ、一見して菌根菌とは思えない状況になっていることがあります。




Re: ドングリとイガグリからきの...   konpas - 2017/09/02(Sat) 09:07 No.3121

イグチ 潔 様

早速のご教示ありがとうございます。
どちらのきのこも全く想像もしていないきのこで驚きました。

カレバタケは私の持っている「原色日本新菌類図鑑」に種名のみで、しかも「?」がついて記述されていましたが、他の図鑑には掲載されていませんでした。比較的珍しい種なのかと思いました。ドングリからも発生するのかと、とても勉強になりました。

チチタケ属の一種については、カレバタケの仲間かなと思うくらいで、チチタケ属とは全く意識もしませんでした。あまりにもイガグリと枯葉の部分が繊細に付着していたので、きのこに触るのもはばかられるような気がして、触ることをしませんでした。
これからは不明菌を観察したら、少しだけ傷つけたりしてみたいと思います。

いつもながら詳細な解説をしていただき勉強になります。ありがとうございました。





アカヤマドリについて  投稿者: はなちゃん 投稿日:2017/08/10(Thu) 20:05 No.3104

いつも勉強させていただいております。
私はファイスブックのキノココミュニティをよく利用するのですが
そこでは全国から様々なきのこの画像が上がってきます。
ここで最近アカヤマドリのようで何か違和感を感じたものがありました。
そのきのこは傘がビロード状で脳みそ状でなく成長した姿も何かアカヤマドリとすると違和感を感じてしまいます。下記のホームページの4〜5枚目の画像のものと同じものと思われます。
http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/rugiboletus_extremiorientale/index.htm
アカヤマドリについては,近年中国で管孔の赤いアカヤマドリの近縁種の報告があったように思いますし,管孔の青片するアカヤマドリなんかもあると聞いた事があります。。
顕微鏡的なデータが無く,漠然とした質問で申し訳ございませんが。
ホームページのアカヤマドリについて変異の範囲内であるのか、あるいはアカヤマドリ近縁種の可能性があるのかご教示いただけないでしょうか?
個人的には過去にアカヤマドリに充てられていた学名 Leccinum rugosiceps ss. Imazeki&Hongo1965
のLeccinum rugosiceps 画像に似ていると思っています。




Re: アカヤマドリについて   nivalis - 2017/08/11(Fri) 09:39 No.3106

はなちゃん さん、こんにちは

紹介していただいたURLの画像拝見しました。
イグチ系は苦手なのですが、私も4〜5枚目には違和感があります。
それがアカヤマドリの変異に入るのか近縁種なのか、ということだと思いますが、私の頭ではチョットわかりません。

ただ、かつて日本新菌類図鑑Uでアカヤマドリの学名はLeccinum extremiorientaleでしたが、
その前に Leccinum rugosiceps ss. Imazeki&Hongo1965だったのでしょうか?
(追記:確かに、続・日本菌類図鑑に掲載のアカヤマドリを見ると、最も近いという理由で学名をLeccinum rugosicepsを当てていますね。)
 MycoBankを見てみると、L. extremiorientale【Rugiboletus extremiorientalis (Lj.N. Vassiljeva) G. Wu & Zhu L. Yang】とL. rugosicepsは別種扱いとなっていますが
両種名でそれぞれgoogle画像検索すると、かなり混同されているんじゃないかって気がします。
原記載を確かめることが一番なのでしょうが
L. extremiorientaleとL. rugosicepsの違いは何なのか・・・ですね。

記載の違いや、平滑なものを見つけ出し採取し、種の組織が同じなのか違うのか
アマチュアの私たちに調べるのはチョット・・・かなり難しいことかと思います。
脳状の皺にならずほぼ平滑であるなら
私ならとりあえずアカヤマドリの近縁ということにしちゃうかな。

他の方からもご意見があると良いですね。




Re: アカヤマドリについて   はなちゃん - 2017/08/11(Fri) 18:05 No.3107

nivalis様
原記載や顕微鏡的な所見で確認すれば、何か違いが解るのかもしれないということですね、
私にはまだ顕微鏡で差異を見極める力量はありませんので、この様な平滑なアカヤマドリをみつけるまで、技量を磨きたいと思います。
今回は無理な質問にも関わらずご回答いただき誠にありがとうごさいます。

とろろでエルネハルシメジの学名ですが、nivalis様と何か関係あったりします??




Re: アカヤマドリについて   イグチ 潔 - 2017/08/11(Fri) 21:04 No.3108

Leccinum rugosiceps は北米に分布する菌で、日本産アカヤマドリとは、「柄の表面の微細な粒点が、やや規則的に縦に配列するとともに、アカヤマドリのそれと比べて黒っぽい」こと・「肉は黄色みが淡くてむしろ白っぽく、傷つけると、特に柄において、ゆっくり赤みを帯びたのちに灰色〜灰黒色を帯びてくること」などにおいて異なっています。




Re: アカヤマドリについて   はなちゃん - 2017/08/12(Sat) 08:31 No.3109

イグチ潔様
貴重な差異の説明をご丁寧にありがとうごさいます。
大変勉強になりました。
もし宜しければ、上記HP4.5枚目の傘の平滑なアカヤマドリとされているきのこについて、
変異の範囲なのか、別種なのかご意見いただけないでしょうか?




Re: アカヤマドリについて   イグチ 潔 - 2017/08/13(Sun) 01:53 No.3110

実物標本を詳しく検討したわけではないので、あくまでも私見なのですが、oso さんがアップした上記4・5枚めの菌は、アカヤマドリの変異型ではなく Leccinum(ヤマイグチ属)のものでもないと考えます。

アカヤマドリのかさ表皮上層はシスチジア状の細胞連鎖(肉眼的観察あるいはルーペの下において、ごく微細な粉状毛として認められる)を欠いており、幼時においてもビロード状ないし羅紗状をなすとは考えにくいととらえています。
この所見については、本郷博士が採集した標本(アヤヤマドリの和名の基準となった標本)や、埼玉・山梨・千葉などで得られた標本をも検討しましたが、アカヤマドリのかさ表皮上層では菌糸がほとんど立ち上がらずに絡み合いつつ錯綜し、かつ次第に弱くゼラチン化するのが典型なので、oso さんがアップした菌はまったく別物だと思います。

柄もほとんど腺点を欠く点から、むしろ Boletus(狭義のヤマドリタケ属)の菌ではないかと思います。類似品が採集されましたら、詳しい所見をこちらにも挙げていただくとともに、ぜひ標本を作製しておいていただきたいと存じます。




Re: アカヤマドリについて   種山 - 2017/08/13(Sun) 19:31 No.3111

まれにアカヤマドリは、かさに皺が無いことがあります。くわしく検討した訳ではありませんが、変異の範囲と考えています。

Leccinum rugosicepsは、国内でクロヤマイグチとされているものに近縁です。




Re: アカヤマドリについて   はなちゃん - 2017/08/14(Mon) 21:01 No.3112

イグチ潔様
アカヤマドリの表皮上層について詳細にご説明いただきまして、ありがとうございます。
きのこについては大まかな肉眼所見や、顕微鏡でも胞子の観察まででしたので。
このような、より詳細な情報は非常に勉強になりました。
osoさんのHPと同じようなきのを発見しましたら、またご報告させていただきます。




Re: アカヤマドリについて   はなちゃん - 2017/08/14(Mon) 21:17 No.3113

種山 様
ご返信ありがとうございます。
シワのないアカヤマドリについて、変種の範囲と考えられると言う事で貴重なご意見ありがとうございます。
実際にこのようなきのこを見つけた時は顕微鏡の腕を磨いて是非とも同定にチャレンジしてみたいと思います!!
Leccinum rugosicepsのクロヤマイグチの近縁なのですね、勝手にアカヤマドリに似ていると思っていたので非常に参考になります。





胞子の形状  投稿者: konpas 投稿日:2017/07/22(Sat) 10:08 No.3101

皆様、ご無沙汰しています。

モミと広葉樹の混生林で、キヌハダトマヤタケもしくはシラゲアセタケと思われるきのこを採集しました。写真では分かりづらいのですが、柄基部が僅かに膨らんでいるようなので、キヌハダトマヤタケかなと思っています。
帰宅後に胞子等を観察してみたところ、楕円形の胞子に混じり、胞子の横が割れたような形状のものが混じっていました。
採集用の袋類を忘れてしまい、レジ袋に他のキノコと一緒に入れたため、他のきのこの胞子が混じったのだろうかと疑がってもいます。ただ、一緒にしたきのこは、オニイグチ、コガネヤマドリ、コウジタケ、材上生のホウライタケ属?です。


楕円形の胞子が割れたような形状になることがあるのでしょうか。
ご教示よろしくお願いします。





Re: 胞子の形状   nivalis - 2017/07/24(Mon) 08:34 No.3102

東北の方では、豪雨ですごいことになっていましたが
konpasさんの住むあたりは大丈夫でしたか?

さて、下段の2枚目の胞子ですが、胞子は凹んでいますね。
中央部が凹むのはしばしば見かけますが
斜めに凹んでしまうのは見たことがありません。どういう兼ね合いでそうなってしまうのか分かりませんが、
カバーガラスやスライドガラスに胞子を取るとき、ヒダから落下中に凹んでしまうようです。
斜めに凹んでいるのは落下着地の衝撃ではないかと思ったりもしますが、普通の胞子より柔らかいのかもしれませんね。

下段3枚目の胞子写真ですが、採取された種以外の胞子も混じっているようで
必ずしも、袋が一緒だったからその種の胞子と限らず
発生しているときに、近くに別種も発生していて、その胞子が付着していたり
指や器具に付着していた胞子が混じってしまうこともありますし、虫の媒介による付着もあるかもしれません。
傘表皮を検鏡するときなど、別な胞子がくっついていることがしばしばあります。




Re: 胞子の形状   konpas - 2017/07/24(Mon) 19:18 No.3103

nivalis さん
ご教示ありがとうございます。

胞子が凹むことを初めて知りました。いろいろな原因が考えられるのですね。勉強になりました。
また、下段3枚目の胞子写真ですが、投稿する時から小さめの胞子があることに気がついていたのですが、漠然と他と混じっているのかくらいにしか認識していませんでした。
今ご指摘いただき、それも単純にきのこを一緒にしたからだけでなく、器具や指にも細心の注意を払う必要があることも知ることができました。

>東北の方では、豪雨で・・・konpasさんの住むあたりは大丈夫でしたか?

私のところは今夜と明日午後から強い雨が降る予報です。私のところは比較的高台なので、もし水がついたら市内全域が水没することになるので大丈夫です。ただ、周囲が水で溢れて孤立する可能性はありますが。

ご教示いただいた上にご心配までしていただきありがとうございます。
今後もまたよろしくお願いします。





きのこ  投稿者: こげら 投稿日:2017/07/18(Tue) 15:24 No.3098

顕微鏡に惹かれてやってきましたが、キノコも見てみたいと思いますのですが自分宅の庭では全く見かけません。少し離れたところにため池公園があって小高い山になっていて少し木々があります。でもキノコは見つかりませんねえ。開けた明るい場所なのでダメでしょうか。見る目がないのかと思います。探し方がありますかね。




Re: きのこ   nivalis - 2017/07/19(Wed) 03:55 No.3099

開けた明るい場所よりも、時々木漏れ日が差すような場所が良いです。
きのこは大きく分けると
木とお互いに助けあっている共生菌(菌根菌)
落葉などを腐朽させる腐朽菌
倒木などを腐朽させる木材腐朽菌
冬虫夏草などのような寄生菌など、それぞれが発生する場所があります。
木々のある草地(地面)や腐朽倒木など、発生しやすいのは、雨の降った2〜3日後でしょうか
雨が少なく晴天が続いている時はきのこの出は良くないです。
最初は森林公園のような場所へ行ってみると良いですよ。




Re: きのこ   こげら - 2017/07/19(Wed) 14:49 No.3100

そうですか コンクリートで固められた住宅地のほんの一角の残された自然ですからやはり無理なんでしょうね。開発された40年ほど前にはワラビもあったのですが、皆が小さいうちに胞子毎取りつくしたのか今では姿がありません。大気汚染もありますしとてもキノコは住めないのでしょうね。今朝も木立の中を散歩しましたが、目を凝らしても何もありませんでした。NIVALISさんの想像以上にここ大阪の大規模住宅地は自然が枯れています。もう少し離れた山際に行くことにします。ありがとうございました。ケルナーさんはどうされたのでしょうね。





多角菌組織?  投稿者: nivalis 投稿日:2017/06/27(Tue) 02:09 No.3086

 先日(6/18)、藤色の綺麗なチャワンタケを見つけました(画像1枚目)。
このきのこを調べていて、最初托髄層を覗き円形菌組織だろうと思っていました(画像2枚目)。
ところがその翌日、新たに切片を作り覗いてみると、多角菌組織?のようです(画像3枚目)。
また別の切片を覗いてみると、やはり円形だよなぁと翻弄しています。
多角菌組織の元々は円形が互いに圧迫され多角になるらしいと聞いていますが
円形菌組織と断定される菌組織は、どこまで行っても多角菌組織になることはないのでしょうか?

分かっている方がいらっしゃいましたら、お教えください。
宜しくお願いいたします。





Re: 多角菌組織?   イグチーK - 2017/07/01(Sat) 03:59 No.3087

円形菌組織と多角形菌組織とは、しばしば互いに連続的に移行します。細胞間隙が認められるかどうかで区別されるのですが、「間隙がどのぐらいの頻度であれば、どちらと判定するのか」といった厳密な定義がなされているわけではありません^^;

矩形菌組織と絡み合い菌組織も、しばしば互いに移行的で、切片の切り出し方やカバーグラスのかぶせ方などによっては、どちらなのか判断に迷うことがよくあります.

画像の盤菌は Peziza(チャワンタケ)属のものかと判断しましたが、この属では、「子実層(=子嚢+側糸)」の直下に絡み合い菌組織からなる薄い「子実下層」が存在し、さらに子実下層よりも太い菌糸で構成された絡み合い菌組織構造を有する「子嚢盤髄層」が続き、最後に多角形菌組織ないし円形菌組織からなる「子嚢盤外皮層」が認められるというのが、子実体の基本的構造です.

ただし、Peziza属においては、<子嚢盤外皮層が、球形〜多角形の細胞のみからなる場合>と、<球形〜多角形細胞の層(これを偽柔組織、と総称します)の間に、子嚢盤外面と平行に走る絡み合い菌組織ないし矩形菌組織からなる薄い層が存在する場合>とがあります.

フクロシトネタケ属などでは髄層と外皮層との区別すらなく、一方で、カバイロチャワンタケ属では、厚い髄層(無色の菌糸で構成された絡み合い菌組織)の外側に、球形細胞がゆるく積み重なった薄い外皮層が続き、外皮層のさらに外側には、著しくゼラチン化した無色の毛状菌糸が平行に並んだ層がありますので、子嚢や子嚢胞子の所見のみでなく、子嚢盤の構造にも留意して観察するように留意されたく.

「多角形菌組織と円形菌組織との区別は、厳密に定義されたものではない」と考えてくださってだいじょうぶです.




Re: 多角菌組織?   nivalis - 2017/07/01(Sat) 22:11 No.3088

イグチーKさん、ありがとうございます。

「多角形菌組織と円形菌組織との区別は、厳密に定義されたものではない」ということは、・・・多角菌組織だから○○チャワンタケではないとか、円形菌組織だから○○チャワンタケではないとか、厳密に定義されないと考えて良いでしょうか

実は写真のきのこは、胞子サイズからPeziza celticaではないのかな?という気がしていたのですが、托髄層の菌組織のことが気になっていました。と言っても文献を持っているわけでなく、聞きかじりで、そういうところも見るのか…と分かった次第です。
【子嚢盤の構造にも留意して観察するように留意】、今後は留意したいと思います。

他に新鮮な子実体切片はKOHで鮮黄色に変色します。のちに退色するのですが、そのことも気になっています。明瞭な特徴のひとつではないのかな?と思っているのですが
図鑑等には紫色を呈するチャワンタケにそのような記載がなく
これまでの報告種にそのような事象がなかったのか、それとも記録に残すほどのことではないのか…も気になったりしています。






クヌギタケと思ったのですが  投稿者: konpas 投稿日:2017/06/01(Thu) 21:22 No.3067   HomePage

こんにちは。ご無沙汰しています。

昨年の今頃はいろいろきのこが発生していたのですが、今年はほとんど見ることができません。そんな中、遊歩道上の腐朽材からクヌギタケっぽいのが発生していました。先頭画像と1枚目の画像の傘に付いている白いものは虫でした。
ひだの色が灰白色〜淡紅色で、クヌギタケあるいはセンボンクヌギタケかなと思いました。
シスチジアの形を確認してみようと思い、顕微鏡を覗いたら胞子に疣状のようなものが見えます。クヌギタケの近縁にはそのような胞子は無いようなので、不思議に思いました。そう思ってみると、担子器の小柄がずいぶんと長いように思われます。
それと、シスチジアなのかよく分かりませんが、かなり大きいこん棒状のものが散見されます。
画像6枚目のものは、コンゴーレッドで染めてみました。

1.クヌギタケの仲間で胞子に疣状突起を持つものがあるのでしょうか。

2.きのこには担子器の小柄の長さが、この程度の長さ割合のものがあるのでしょうか。

3.図鑑によると、傘表皮は放射状にしわがあると記述されています。画像を拡大して見ると放射状のしわというより、繊維状のようにも思えます。このきのこはそもそもクヌギタケ属とは違うものの可能性が高いでしょうか。

ご意見・ご教示などいただければ幸いです。





Re: クヌギタケと思ったのですが   nivalis - 2017/06/02(Fri) 01:48 No.3069

ご無沙汰しています。

クヌギタケ属かどうかは、胞子のほか傘表皮の菌糸、シスチジア(縁、側、柄)を見なければ何とも言えない、と思います。
私の手持ちのクヌギタケ属の図鑑ではイボのある胞子はみあたりませんが
写真の胞子はイボ状ではなく、外側の膜が何等かの理由で失くなったか、あるいは外側の膜を写し出せていない、そんな気がします
カバーグラス2〜3枚に胞子紋を取り、ヨード反応を確かめ、
胞子は胞子で撮った方が分かり良いかと思います。
担子柄は種によって長いものもあれば短いものもあり、仰る程度の割合はある、と認識して良いのではないでしょうか。
担子柄の長さが、この種の特徴のひとつなので担子器の計測と共に担子柄の長さも計測しておいた方が良いかとは思います。

6枚目のコンゴーレッドで染めたものが縁シスチジアだとすればの話ですが
ホウライタケ科のMycopan属(2013年に設立された属らしい)の可能性もアリかな?です。
最近、そういう属があると知ったのですが詳細は分かりません。
https://www.flickr.com/photos/7642542@N03/2338874081/in/photostream/
http://mushroomobserver.org/image/show_image/188003?obs=84258
Mycopanの第一印象は、クヌギタケ属によく似ているな、です。

投稿された画像からは、Mycenaではないかもしれない、私が分かるのはこの程度で
意見にもならず、すみません。
Mycopanの詳細について知っている方がいらっしゃれば、教えて頂きたいです・・・。




Re: クヌギタケと思ったのですが   konpas - 2017/06/02(Fri) 21:27 No.3070

nivalis 様

早速のご教示ありがとうございます。
胞子の外側に膜があることは知りませんでした。しかも、それが失うこともあるんですね。
今度(あるかどうか分かりませんが)見つけたら、小さい傘ですが何個も並べて胞子を取ってみます。
勉強すればするほど課題が見つかってしまいます。

「Mycopan scabripes」をネットで検索してみたら、イタリア語らしき解説のページがありました。
http://www.funghiitaliani.it/topic/92892-hydropus-scabripes-murrill-singer/
このページの胞子の記述の前後を翻訳してみたら、楕円、滑らかな、アミロイドでした。
胞子が取れたら再度挑戦してみます。

詳細なご教示いただける方がいらっしゃれば、よろしくお願いします。

ありがとうございました。




Re: クヌギタケと思ったのですが   イグチーK - 2017/06/02(Fri) 23:56 No.3071

イタリア語の日本語訳は以下の通り:

かさは径35ミリまで、ふちに放射状の条線を備え、表面は吸水性を示す:ひだは疎らで柄に小さな垂生歯を以て着き、灰白色:柄は長さ50ミリまで、太さは4-5ミリ程度、上方に向かって微粉状ないし微毛状をなす;肉は水潤状を呈する.
胞子は楕円形で平滑、油滴を含み、アミロイド性を示し、大きさ10.4-12×7-8.1μm(Q=1.3-1.6)程度;担子器は二個の胞子を生じ、大きさ30-37×7-8.5μm、基部にはクランプを欠く;縁・側シスチジアは大きさ80-100×12-20μm、フラスコ状・小嚢状などで、長い頸部(長さ8-10μmで円筒形〜ややこん棒状あるいは先端がやや頭状に膨れる)を備え、先端は細かい粘液粒をこうむる:かさの表皮は平行菌糸被で、菌糸はその液胞内部に溶け込んだ褐色の色素を有し、かさシスチジアは類円筒形〜こん棒形あるいはフラスコ状でしばしば不規則に形が歪む;柄シスチジアは類紡錘形〜フラスコ形、または類円筒形ないしこん棒形でしばしば不規則に屈曲し、無色もしくは小胞状の色素粒を含む;実質の菌糸はクランプを欠き、非アミロイド性である.

Mycopan 属の原記載では、「柄ははじめは粉状〜微毛状、のちに平滑となり光沢をあらわす:ニセマツカサシメジ属に類縁関係を有するものではないかと推定される」と付記されています.

クヌギタケ属では、かさや柄の表面には通常はシスチジアを欠いており、ニセアシナガタケ属は柄にシスチジアを有する点では Mycopan属と共通していますが、胞子はアミロイド性を示す点で異なります.




Re: クヌギタケと思ったのですが   イグチーK - 2017/06/03(Sat) 06:24 No.3072

狭義のクヌギタケ(Mycena galericulata)は、一つの担子器に二個の胞子を生じる点では画像の菌と共通していますが、側シスチジア・かさシスチジアはなく、縁シスチジアは頂部に指状〜イソギンチャクの触手状の突起を備え、胞子はもっと丸みが著しい点で異なります.

http://www.mycena.no/galericulata_cheilos1.htmの画像一枚目には、左上に二つの小柄を備えた担子器が部分的に撮影されており、頂部が細かく樹枝状に分岐した縁シスチジアも数本見え、中央部上方や左下には丸っこい胞子が写っています.

konpas さまの画像で、胞子に低いいぼ状突起がまばらに存在するように見えるのは、胞子の輪郭部にきっちりと焦点が合っていないのと、レンズの分解能が充分でないために、胞子内部に多数含まれている細かい油滴が誤認されているのではないかと感じられます.
また、カバーグラスやスライドグラスが埃などで汚染されていたり、切片を封じている蒸留水や各種試薬に微細な顆粒状の不純物がまじっていたりすることも、この種の観察の誤りを起こす原因となりますので、それらの点にはくれぐれもお気をつけください.




Re: クヌギタケと思ったのですが   konpas - 2017/06/03(Sat) 21:30 No.3073

イグチーK さま

イタリア語の翻訳までしていただき、ありがとうございます。
いつもながらの詳細なご教示はとても勉強になります。
各種試薬は古くなるとダメだと頭では理解していたのですが、ご説明ただいて実感させられました。今年も新しい試薬を購入しようと思います。

>胞子の輪郭部にきっちりと焦点が合っていないのと、レンズの分解能が充分でないために、胞子内部に多数含・・・・

ご指摘ありがとうございます。以前から検鏡には悩んでいろいろ試しているのですが・・・。どうしても綺麗に見えないです。何が悪いのかと悩むのですが、多分技術が未熟なのだろうとあれこれやっていますが、悩ましいです。(泣)

今年もいろいろご教示よろしくお願いします。




Re: クヌギタケと思ったのですが   nivalis - 2017/06/05(Mon) 21:48 No.3075

イグチーKさん ご教示ありがとうございます。

Hydropus,Mycopanのそれぞれの特徴について
もう少し、自分自身で整理しまとめなければならないと思っています

Mycenaはヨード反応プラスだとばかり思っていましたが
図鑑を見てみると、なかにはマイナスもあるのだと
○○属はJ+とか○○属はJ−なんて思っていたのが、一概にそうとは言えないのだと
今はそんなことを思わされています。
また、これまで組織のヨード反応など試したこともなく
胞子がJ+、組織がJ−、そのパターンはごく普通のことなのか、たまたまそうなのかも分からす
勉強不足だよなぁとふつふつ感じています。
Hydropus,Mycopanこのあたりのきのこって、なんか難しいなってつくづく思っています。





顕微鏡  投稿者: こげら 投稿日:2017/05/24(Wed) 17:45 No.3058

NIVALISさん 始めまして 顕微鏡を探っていましたらヒットしました。
なかなか顕微鏡を趣味にする人は少ないですね。私は主に珪藻、放散虫を観察しています。
まだまだ初心者です。顕微鏡は、ニコンS型とオリンパスFHTそれにニコン実体顕微鏡です。
FHTは自分でレストアしたものです。今では観察よりレストアにはまったりしていますわ。
あなたはBH-2ですね。かなり重量のある立派な機種ですね。今でも中古で人気があります。
レンズがまたSplanとはすごいですね、私のはPlanですが、短頸(ショートバレル)ですので古い型です。でもよく見えます。何か情報交換できたらうれしいです。
画像は放散虫の一種です。名前はわかりません。放散虫は珪藻土の中から分離しています。なかなか楽しいです。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/05/24(Wed) 22:47 No.3059

はじめまして こげらさん

レストアとはすごいですね。
きちんと顕微鏡の論理が分かっていなければ出来ないのではないでしょうか?
私は機械音痴なので、改造とか修復は大の苦手です。
以前、部品交換のつもりでここで良いのだろうとネジを外し、ベアリングの球をばらまいてしまったことがあり、
真っ青になり、以来よくわからないことには手を出さない・・・ようにしています(-"-;。
このボードを見ている方で、レストアを得意としている方がいると良いですね。

>私は主に珪藻、放散虫を観察しています。
>放散虫は珪藻土の中から分離しています。

珪藻土を入手し分離するあたり、初心者には出来ないことだと思います。
(壊さないよう分離するのも難しいでしょうし、マウントするのも難しいのではないでしょうか?)
私は珪藻を自分で採取し(河川のみ)、プレパラートを作成したことがあるものの
放散虫は、採取したことがありません。放散虫のプレパラートを勧められたこともありますが
結構「きのこ」に時間を取っているので、放散虫には手が出せないが現状です。
「顕微鏡写真を綺麗に撮りたい」それが発端で珪藻ともお付き合いすることになりましたが
こげらさんは、何がきっかけで珪藻や放散虫を知りましたか?




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/05/25(Thu) 09:54 No.3060

おはようございます NIVALISさん
実はメダカを飼っています。その生き餌にとミジンコを増やそうと思い飼育しだしたのですが、そのミジンコを見てやろうと安物の顕微鏡を手に入れて観察をすると水中生物がいっぱい見えて興奮しました。ミジンコだけでなく、ミドリムシ、ゾウリムシ、ツリガネムシ他興味津々。ミジンコも種類が多くてその動きが面白いし繁殖がまた不思議でとても餌にはできないようになりました。
放散虫はその延長に広まってゆきました。
初めはチャート岩石が放散虫の微化石でできていると知り、河原で採取をはじめましたが、それを砕いて分離することはとても危険で不可能と分かり断念しました。今はチャート岩石の採取だけになっています。その代わり珪藻土の中にも放散虫がいることを知り、今では珪藻土からの分離で観察しています。きのこ類の胞子もいろんな形があって面白いでしょうね。そのうちにまた始めることになりそうです。大阪なので自然が乏しくてなかなか珍しいものは何でも見つかりませんわ。
こんなことをやっています。よろしくお願いします。

画像は最も一般的な放散虫です。針のような突起が出ていてシリカの骨格が面白いです。
コンデジの撮影なので上手く撮れません。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/05/26(Fri) 05:35 No.3061

おはようございます

>実はメダカを飼っています。

そうでしたか(^^)

>水中生物がいっぱい見えて興奮しました

わかります,わかります。1滴にも満たない水(澱)の中にたくさんの生物がいて、未知の世界というか驚異の世界を見てしまった感じですよね。

>針のような突起が出ていてシリカの骨格が面白い

ミクロの世界で、このような骨格を作ったり、珪藻のあの整然とした微細な刻紋、本当に不思議ですね。珪藻土から放散虫を見つけ、そこから拾い出す作業をされているとすれば、泥と分離することなどかなり難しいでしょうし、課題もいっぱいあるのではないでしょうか。

>コンデジの撮影なので上手く撮れません。

一眼デジカメでも使い方によってはコンデジより劣る場合がありますし
コンデジでも使い方、あるいは画像処理の仕方によって十分に綺麗な画像を作れますよ。
最近の私は一眼デジカメを使用していますが
「顕微鏡を楽しむ」に掲載している画像はすべてコンデジです。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/05/26(Fri) 19:52 No.3062

こんばんは NIVALISさん
放散虫の分離は、MWSのようにはとてもできません。精密な装置と、高度な技術と根気がいりますねえ。素人にはとてもです。今の方法は珪藻と混じって放散虫が時々見える程度にまでなっています。できるだけその密度を上げるように分離の工夫を毎回しています。主には比重の差を利用して沈殿する時間差を狙っています。なかなか一定しません失敗の連続ですけれど。

今楽しいのは春先に田んぼの土を少しいただいてきて、気温が高い今雨水を入れておきますと、これまたいろんな生き物が生まれてきます。今面白いのはホウネンエビですね。背泳をする面白いやつです。ミジンコも同時に出てきています。
どうやらイキモノガカリです。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/05/27(Sat) 18:06 No.3063

こんにちは こげらさん

>放散虫の分離は、MWSのようにはとてもできません。精密な装置と、高度な技術と根気がいりますねえ。
 
実体顕微鏡下で拾い出す作業は手作業で、何かの装置を使っているワケではないと思いますよ。
精密な器具は使っていると思いますが…。
こげらさんが仰るように、高度な技術と根気ですね。それとMWSさんの集中力は半端じゃないですし、普通はとてもできることではないと
私も思います。
でも、こげらさんもあれこれと工夫されているようで、失敗と工夫からきっと掴むものがあると思いますので
諦めず、コツコツと頑張ってくださいね。

ホウネンエビ、Wikipediaで見てみました。田んぼなどには、こんな生物もいるのですね。
ホントに海や川だけでなく水のあるところ、生き物たちの世界は無限に広がっているような気がしますね
これからも、いろんな生き物を顕微鏡で覗き見入ったり、うんと楽しんでくださいね。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/05/31(Wed) 12:02 No.3066

こんにちは nivalisさん あつくなりましたね。大阪は真夏日に近くなってきました。これから先が思いやられます。先日ヤフオクでBHを買う気はなかったので安く入札して翌日見たら落札してしまっていました。SPlan 5本で立派なものでした。きれいに保管されていて儲けものでした。
でも50年の年月には逆らえず、Splanでもくもりがあったりで全部がすっきりとはいきません。手持ちのアクロマートの方が良いレンズもありました。フィールド絞りが硬いので少し補修をしようとしています。nivalisさんのBH-2は修理業者さんからなので、専門家の手でリストアされているのでかなりいい状態だったのでしょうね。また1台増えてしまいました。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/06/02(Fri) 00:41 No.3068

やっと色んな花が咲きほころび新緑が萌え、いよいよ春から初夏・・・と思いきや
北海道は4日まで最高気温が20度以下、最低気温が10度を下回るところもあり、まるで4月並みの気温です。
こちらは、ちと寒いです。

顕微鏡は、修理や内部清掃などが出来るならヤフオクを利用するのも良いですが
私のようなメカ音痴は、やはりアフターなど相談の出来る顕微鏡屋さんから入手した方が無難ですね。
ベアリングの球をばらまいてしまった時も相談、修理してもらいましたし・・・。
でも、ヤフオクは時々利用しています。
最初手にしたコンデジは、廃番商品でお店で売っていなくて、ヤフオクで入手しました。
それから幾度となくカメラなどを入手し、問題はありませんでしたが
Plan Apoの40倍対物レンズを2度落札し、残念ながらいずれも良品ではありませんでした。
でも60倍のPlan Apoは良い品に出会いました。今もかなり活躍してくれています。
最初、入手したBH-2の対物レンズはSPlanでしたが、その後チョコチョコ変わったりしています。
私も、なんだかんだで顕微鏡は5〜6台あるかな・・・。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/06/12(Mon) 10:31 No.3076

おはようございます nivalis さん 
BHCですが、コンデンサが自然に落下することが分かりました。中古ですねやはり。
例によって分解が始まりました。
BHCの唯一の弱点が、ここにありました。
コンデンサの上下に使われているラックギヤー(直線ギヤー)がプラスティックだったのです。
見ますとネジ部分が割れて分離していました。取り付けにはさほど支障はなさそうですが、落下の原因はすり減りによるゆるみでした。
ギヤーの下に薄い銅箔を挿入して補修が完了しました。
ついでにグリスアップもしましたら上下動が実にスムーズになりました。
落下は一晩のテストでも起きなくて成功でした。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/06/13(Tue) 20:47 No.3079

>成功でした。

良かったですね。
これからも、こげらさんの手によってBHCは改良されていくのでしょうね。

最近、照明が若干ですが一定せず、そろそろハロゲンランプの寿命かな?って気がしています。
近々、ランプボックスの中がどんなで、どんな形状のハロゲンランプを使用しているのか
開けて 見てみようかなと思っています。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/06/14(Wed) 10:44 No.3081

おはようさんです BH-2で、ハロゲンの100Wでしたね。それはすごいk光量でしょう。眼を傷めませんか。気を付けてくださいよ。私はLEDに切り替えています。タングステンランプがなくなってきているのでね。LEDなら1/10Wでいいとすれば、10Wですねえ。放熱が大変です。
普通の家庭用の100V7,8WLED電球では大きすぎますよね。
ハロゲンはまだありますからいいのでしょうね。

あの多摩光顕サービス店はHPでは見つかりませんでした。どこかで見ることができますでしょうか。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/06/15(Thu) 01:37 No.3082

多摩光顕サービスのサイトはないと思います。当時、メールも使っていませんでしたから。
ネット環境を使用していないのだと思います。

>眼を傷めませんか。気を付けてくださいよ。

ありがとうございます。特殊な検鏡方法の時に照明を全開にしたことはありますが
普段、全開またはそれに近い照明は殆ど使っていません。
通常の観察の時には30〜50%くらいなので特に心配はありません。

ご存知のように、ベース内に照明がある顕微鏡は20wが限界かと思います。
手持ちのひとつ、オプチフォトは50wですが、
やはりこれもランプハウスがあってベースの外です。
家庭用電球のようにLEDを簡単に付け替えられるのなら良いですが
ハンダ付けやらナンチャラというと、私にはもう駄目ですね。
ハンダ付けってどうやるの?と使い方も知りませんし- -;。
いよいよ購入できなくなったら、重い腰を上げるのかもしれません。




Re: 顕微鏡   ケルナー - 2017/07/10(Mon) 15:22 No.3090

はじめました、ケルナーと申します。検索して辿り着きました。よろしくお願い申し上げます。
今は50年前のオリンパスFHT型顕微鏡とニコンの単眼のS型を使用しています。両方とも
メンテナンスに出していまだに現役です。ちょい見はS型を腰を据えて見る場合はFTH型です。
FHT型の対物レンズはS−Plan×100 D−Plan×50 S−Plan×40 
S−Plan×20 S−Plan×10を5穴につけています。他にもありますが・・・
主に珪藻の微細構造検出に日々、励んでいます。照明はなんちゃってLED照明(それも懐中電灯です)持ちが4時間位なのでしょっちゅう電池交換しています。業者に依頼してLED化すると○万円もしますので中々、踏み込めません。珪藻に出会って初めて油浸レンズを使いました。へっぽこ偏射照明や輪帯照明ですが微調整すると珪藻の構造が浮かび上がる醍醐味は止められません。照明系は強化したいですね、といっても電気工学はチンプンカンプン・ハンダ付けも無理・無理・・・古い顕微鏡はデザインいいですね〜
それに個性もあり手放せません。諸先輩方、色々、ご教示頂ければ幸いです。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/07/12(Wed) 10:07 No.3091

はじめまして ケルナーさん

>照明系は強化したいですね、といっても電気工学はチンプンカンプン・ハンダ付けも無理・無理・・・

なかなか踏み出せないお気持ちよくわかります。
それと強化したくても、無理と言っているうちは無理なんですよね。
チンプンカンプンながらにも何とかしてみたいと本気さが出てくれば、何とかなっていくような気がしますけれど・・・。
照明の改造は、おそらくベース内部はどのような構造になっているのか、それを知ることが第一歩なんじゃないでしょうかね。
・・・・・・。
オリンパスFHT型顕微鏡であれば、オークションなどでたまに見かけますので
分解&改造目的でもう一台入手し、手持ちの顕微鏡の構造を知る
LED改造のサイトを片っ端からあさり勉強していく、
それをやらないのであれば、現状維持か、高額な改造費を払うしかないのではないでしょうか…。




Re: 顕微鏡   ケルナー - 2017/07/12(Wed) 17:05 No.3092

初めましてnivalisさん

特に輪帯照明や偏射照明を使用する場合は光量不足が
気になります。市販の照明装置を改造して装着する方法を考えています。ランプ部が抜ける構造
なので改造しやすいかも知れません。あとは照度や光源色を考慮し純正のフィラメン位置にくるように微調整して実際に検鏡しながらの調整でしょうか?これも顕微鏡を楽しむ醍醐味だと思います。
このFHT型は50年経っています、年式から考えても外観も構造も文句なしですが流石に対物レンズや接眼レンズはバルサム浮きがあり交換しています。ほとんど×40・×50・×100の使用で
×10や×20は対象の導入用です。アクロマート・アプラナートコンデンサやプランアポの対物レンズが欲しいです。珪藻の微細構造検出に必須なアイテムですね!中古でも×100のプランアポクロマートは高いですので一気にとはいきません・・・まずは観察眼を磨くことに日々、励んでます。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/07/13(Thu) 14:36 No.3093

ケルナーさん 初めまして コゲラと申します。
nivalisさんの場所ですがお借りしてすこしだけお話しさせてください。

ケルナーさんも同じような顕微鏡をお持ちのようですね。ビックリしました。私は今はBHCが手に入ったのでFHTは予備になってしまいました。ところでLEDですね。お二人とも希望されているようですね。私は電子工作が趣味なので自分で設計してLED照明を制作しています。
ただLEDの演色性がいろいろと問題があります。自然に見える色のLEDはなかなか手ごろなのが見つかりません。今は5000K と3000Kの3Wを使いフィルターで補正しています。要はブルーライトと言われる青色が目に良くないのですね。
市販の顕微鏡用のLED照明装置はありますが、青色を多く含んだ白色で作られています。FHTだと5,6千円くらいでしょう。

LEDは結構熱を持ちますので放熱が問題なのです。工作も厄介です。でも楽しいですね。近くの人なら制作して提供して差し上げることができるのですが。
また作り方もお教えできるかと思います。




Re: 顕微鏡   nivalis - 2017/07/14(Fri) 00:01 No.3094

こげらさん ケルナーさん こんばんは

>近くの人なら

お二人のIPアドレスを拝見させていただきました。
大阪府と愛知県ですね。
この掲示板の一番上に【Home】があるのですが、トップページにmailというコンテンツがありますので
そのメールフォームからメアドをお教えいただければ、私の方から双方に連絡することは可能です。

また、別な用があって設置したままになっている掲示板がありますので
そちらの掲示板を利用し色々お話しされることも可能です。
http://nivalis.jp/z_hiro/joyfulyy.cgi




Re: 顕微鏡   ケルナー - 2017/07/14(Fri) 00:16 No.3095

こげらさん 初めまして。
FHTとS型をお持ちだなんて本当に嬉しく思います。電子工作が得意ですか(^_-)-☆なんて羨ましい事でしょう〜照明系は顕微鏡に慣れてくると不満になってきます。特に珪藻を油浸+偏射照明でみるとなると光量不足です。眼視で検鏡となると分解能は上がりますが青色光は目に悪いので写真専用となりますね。詳しくは知りませんがLED化をすると電流計で調光調節になるんでしょうか?
既存のFHT電圧計は応用出来なくなり新たに電流計も作成となると大変ですね・・・
工作も難しいとのことですがほんと、近くなら製作依頼をお願いしたいくらいです。
ちなみに愛知在住です。あと鏡基はBH−2を手に入れる予定です。非常に売れた機種ですがベース鏡基の小さい型は照明系が物足りない話を聞きます。明視野観察なら問題ないでしょうが。
珪藻の微細構造の検出に特化すると照明系の改造は必須となりますね。
色々、ご教示頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/07/14(Fri) 10:21 No.3096

nivalisさん お気遣いありがとうございます。
ケルナーさん ご存じかと思いますが、ここに顕微鏡用LED装置の販売のサイトがありますので参考になさってください。 http://www.b-for-server.com/LED/home0.shtml
BH-2だと1万円くらいします。

互いの位置的にはちょっと遠いですね。
FHTの内部の電気回路は100v/6Vの交流ですからLEDにはあいません。直流にしなければなりませんしLEDの制御電圧に合わないのです。工夫すれば何とかなりますが。
私は重いし不要なのでベースの内部の回路を全部取り外してしまいました。ランプの差し込み口に合うようなアルミか銅の筒を作りその先端にLEDを貼り付けます。外部にコントロール回路とACアダプターを付けます。FHTでは3Wくらいが限度ですね。

BH-2を予定されているんですね。nivalisさんと同じですね。あれは重いでしょう15Kg位あったような。これは構造が違いますし、手元にはないのでちょっとわかりませんが、ランプハウスが外に出ていれば6WLEDも可能だと思います。
さすがにハロゲンランプはいいですねえ。6WLEDにしてちょうど対抗できますが、LEDはやや演色性が劣ります。上記のサイトにあるBH-2用のLEDはシャープの銭型6Wのようで、評価値がRa85です。
自作のLED 装置の画像が送れませんでした。




Re: 顕微鏡   こげら - 2017/07/14(Fri) 21:11 No.3097

画像を小さくしましたので送りますね
@ ニコン用の最初に製作したもので放熱器が大げさになりました。
A LEDとヒートシンクの部分です。
B 調光回路を収めたコントロールボックスです。

至ってアマチュア的ですからあまりお勧めはできないかもしれないです。






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