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大きなマツオウジ  投稿者: konpas 投稿日:2011/06/13(Mon) 21:16 No.2121

こんにちは。
いつも小さなマツオウジしか見つけていなかったので、今日このマツオウジを見たときは、うれしくてちょっと興奮してしまいました。
直径が15センチほどありました。

いつもレベルが低くて恐縮です。m(_ _)m





Re: 大きなマツオウジ   nivalis - 2011/06/13(Mon) 23:26 No.2123

15cmとは、ホント大きいですねぇ。
それにしても、方位磁石のついた物差し…、ふぅ〜んと思いました。
なかなか便利そうですね。

>いつもレベルが低くて恐縮です。m(_ _)m

いえいえ、恐縮に思わないでください。
今年はまだ、きのこ探索に殆ど出かけていませんので
マツオウジのお写真を拝見して、「そっかぁ〜、そうだよね、そんな季節だったんだ」と思いました。
 これからも色んなお写真見せてくださいね。ヨロシクです。




Re: 大きなマツオウジ   konpas - 2011/06/15(Wed) 17:18 No.2127

早速の回答ありがとうございます。

>それにしても、方位磁石のついた物差し…、ふぅ〜んと思いました。
なかなか便利そうですね。

はい、大変便利ですが、これは登山時に使用しています。マツオウジの大きさを写真で表したいと思い、撮影時にとっさに思いつきました。
これからも使おうと思います。





まだ、2011年ですが・・・。  投稿者: 買うとく 投稿日:2011/06/13(Mon) 15:39 No.2120

nivalis様

お久しぶりです

まだ、2011年で2012年まで半年ありますが、日本産きのこ目録2012をアップしました。
http://koubekinoko.chicappa.jp/nihonsannkinoko/nihonsannkinoko2012.htm

日本産菌類集覧を調べていて、2011の信用性が低いことがわかりましたので、2012と改めました。

すべてのきのこに出典がつきましたので、使いやすくなったとは思います。、ただ、掲載種が500種ほど増えたために、容量が6.6MBと増えたため、ファイルを開くのにさらに時間がかかるようになってしました(汗)

ちなみに、私のパソコンではファイルを開くのに1分かかります(笑)




Re: まだ、2011年ですが・・・。   nivalis - 2011/06/13(Mon) 23:11 No.2122

お知らせくださり、ありがとうございます。
買うとくさん作成の日本産きのこ目録があるお陰で、学名調べなど大変重宝しています。

>2011の信用性が低いことがわかりましたので、2012と改めました。

赤色の文字部分が訂正されたということですね。
それにしても、このようによく調べ資料にまとめ上げる
そして、訂正と追加を重ねていく…
凡人には真似のできない、「資料づくり」は買うとくさんの特技ですね。
買うとくさんのその特技に感謝です。
先ほど日本産菌類集覧を開いて見ていたのですが
老眼鏡を掛けていても文字が見難くて(老眼鏡が合わなくなってきたのかな- -;)、日本産きのこ目録は本当に助かります。

>ちなみに、私のパソコンではファイルを開くのに1分かかります(笑)

ちなみに、私のパソコンは1分5秒かかりました。
1分程度なら待てます。
その先にある、データを知れば1分程度はなんのそのです^ ^。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   買うとく - 2011/06/14(Tue) 00:29 No.2124

さきほど、ご要望がありまして、和名順、学名順のリストも追加しました。


>赤色の文字部分が訂正されたということですね。

赤字の部分は、菌類集覧の学名がINDEX FUNGRUMでは変更されている場合を表しています。
INDEX FUNGRUMの学名も絶対的に正しいというわけではないと思いますので、→をつけて、菌類集覧の学名とINDEX FUNGRUMの学名両方併記しています。
どちらの学名を採用すればいいのか私にもわかりませんので、詳しい方がいれば、教えていただけると助かります。
すべて、調べた結果ではなくて、たまたま調べていてわかった分だけ記録しています。

2011と学名が変わっているものが多いのですが、多すぎて履歴をすべて記録することができませんでした。
ご勘弁ください(汗)


今回、菌類集覧をチェックして思いましたが、勝本先生は本当に偉大な方だと思います。それだけ、すごい作業量だと実感しました。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   種山 - 2011/06/14(Tue) 22:21 No.2125

ごぶさたしております。
日本産きのこ目録2012拝見しました。力作ですね。最新の新種が掲載されていて、こまめにチェックされているな、と思いました。

ところで、私の環境では添付画像のようにウィンドウが分割されて表示されますが、こういう仕様なのでしょうか。MacOS10とOpenOfficeを使っています。

ちなみにファイルを開くのに要した時間は10秒程度でした。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   買うとく - 2011/06/14(Tue) 23:01 No.2126

種山様

ご無沙汰しております。
アカネアミアシイグチの新種発表おめでとうございます。
話題になっていたと思ったらあっという間に新種発表されましたね。
すごいです。びっくりしました。

ファイルの件ですが、分割したままのファイルをアップしていたので、分割を解除して再度アップしなおしました。
一度、ご確認ください

10秒で開くとは、やはり、パソコンの性能でしょうか?
羨ましいです。
自分で作った資料ながら、ファイルが開くのが遅くてイライラします(-_-)




Re: まだ、2011年ですが・・・。   種山 - 2011/06/15(Wed) 20:26 No.2129

買うとく様

ありがとうございます。

>話題になっていたと思ったらあっという間に新種発表されましたね。

うーん、確か一昨年にここで話題になりましたが、これって「あっという間」なのかわかりませんです。

日本産きのこ目録2012ですが、古い2002頃の、今となっては非力なMacで開いても10秒ちょっとでいけました。多分、Windowsそのものが重いのか、現行のエクセルが重いのか・・・。

OpenOfficeはフリーウェアで、マイクロソフトオフィスの機能がそっくり再現されているようです。ひょっとしたらOpenOfficeのほうが動作が軽いのかもしれませんね。

http://ja.openoffice.org/download/




Re: まだ、2011年ですが・・・。   nivalis - 2011/06/15(Wed) 22:57 No.2130

>ひょっとしたらOpenOfficeのほうが動作が軽いのかもしれませんね。

私の使っているPCでデスクトップPCに入っているのは古いofficeなので、拡張子に「.docx」など○○○x.と付くと開くことが出来ないので、OpenOfficeも使用することがあります。で、日本産きのこ目録をOpenOfficeで開いてみると、15・6秒で開きました。Microsoftよりやはり、かなり軽いみたいですね。
 私がOpenOfficeを余り使わないのは、線画など印刷するとMicrosoftよりかなり画質が落ちるという理由でしたが、容量の大きい資料を見るときにOpenOfficeは便利なのかもしれませんね。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   買うとく - 2011/06/16(Thu) 21:24 No.2132

OpenOfficeダウンロードして使ってみましたが、確かにこちらのほうがはやいです。私のパソコンで20秒ぐらいで開きました。

閲覧するだけなら、OpenOfficeのほうがいいもしれませんね。




あくまでも私見ではありますが   イグチ 潔 - 2011/06/17(Fri) 00:26 No.2133

 「仮称××タケ(〜 sp.)」をリストに包含させるのは、やはり混乱のもとではないかと思います.

 A氏の指す「〇〇タケ」とB氏が記述した「〇〇タケ」とが同一種であるという保証はありませんし、違った仮称で呼ばれていても実は同一種ではないかと考えられるものもありそうです.

 個人的には、青木実氏がユキワリモドキの仮称で呼んでいる菌と、宮内信之助氏が「モリノハダイロガサ」の名で記述している菌とは同一ではないかと思っています.
 また、No.1952の Pleurotus guepiniformis は、ツキヨタケの基礎異名(バシオニム)のはずですし、オトヒメアンズタケと No.3150のアカアンズタケも同一種です(オトヒメアンズタケは私が与えた名ですが、きのこ図版中での記載者は青木氏ではなく、その特徴記載も充分とはいえませんので、あえて「アカアンズタケ」の名を捨てさせていただきましたが).

 買うとく氏のリストでは、これらがすべて収録されていますが、この方式で無批判にリストを膨らませていくと、同物異名・異物同名がどんどん増えるのではないでしょうか?

 また、和名の命名者が、この目録上ではよくわからない点も気になります.アセタケ属のうち、「マクアツシスチジアタケ」とか「ハクマクシスチジアタケ」という名で目録に収録されているものがありますが、これらは標準和名として正式発表されたものなのでしょうか? また、もし正式に発表されたものなら、(こんなセンスのない名を提案した)命名者は誰なのでしょうか?
 小林孝人氏のモノグラフでは和名は与えられていないのを確認したのですが、勝本博士が命名したのでしょうか…?


   >正式に認められない学名は、学名の末尾に(ined.)をつけています

 これは誤りです。命名規約上の理由で「正式に認められない(認めることができない)」学名は、もしラテン記載が与えられていないために認められないのなら、末尾に nom.nud.(No.10のワニガワタケなどがこれに当ります)と附記しなくてはなりませんし、ラテン記載は与えられていてもその他の理由で認めることができないのなら nom.inval.を附すべきです.
 すでに有効に発表された菌に対し、その有効発表された論文を見落としたなどの理由でうっかり別の名を与えてしまった、という場合は nom.superfl.という略号を附すことになります.

 ined.は、あくまでも「将来は有効かつ正当に発表される予定」の学名に附すべきものです.


 最後に.できれば、文献には論文表題も併記していただきたい・・・と思いました.
 文献コピーを公的機関に依頼する場合には、論文表題が判らないと応じてもらえない場合もあったりしますので.




Re: まだ、2011年ですが・・・。   買うとく - 2011/06/17(Fri) 21:34 No.2135

ユキワリモドキ、Pleurotus guepiniformis 、アカアンズタケの貴重な情報ありがとうございます!!
次の更新のときに修正いたします。

マクアツシスチジアタケとハクマクシスチジアタケに関しては、菌類集覧にそのように掲載されていますが、どの文献にその和名が載っているのかは私にもよくわかりません。
命名者は両者とも小林孝人先生だと思います。
菌類集覧にマクアツシスチジアタケ(小林孝人)、ハクマクシスチジアタケ(小林孝人)と掲載されていました。


ined.の件もご指摘いただき、また、ご教示いただきましてありがとうございます。
ined.は「将来は有効かつ正当に発表される予定」の学名に附すべきものだったのですね。
こちらも、もう一度調べ直して時間がかかるかもしれませんが少しずつnom.invalやnom.nudに修正いたします。


>最後に.できれば、文献には論文表題も併記していただきたい・・・と思いました.
>文献コピーを公的機関に依頼する場合には、論文表題が判らないと応じてもらえない場合もあったりしますので.

確かにそれを掲載すれば便利なのはよくわかります。
ただ、一から文献をチェックする作業をする気力がもうありません。
エクセルの入力作業は、これがまた、びっくりするぐらい楽しくありません。
ということで今はご勘弁ください(泣)

仮称種に関しては、個人的には調べるときに便利なので掲載しています。
すいません(汗)

また、気づいた点があればご指摘いただけると助かります。
よろしくお願いいたします




Re: まだ、2011年ですが・・・。   nivalis - 2011/06/17(Fri) 22:12 No.2136

>どの文献にその和名が載っているのかは私にもよくわかりません。

2004年3月発行の北海道大学総合博物館「きのこの自然史」に掲載されています。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   種山 - 2011/06/17(Fri) 22:18 No.2137

>仮称種に関しては、個人的には調べるときに便利なので掲載しています。

これについては、私は全く異論はないです。この資料を活用するほどの方でしたら、仮称に関して注意を払うべきと認識済みだろうと思うからです。

ただ、以前N沢先生が、ちょろっと「誰か、菌類集覧を元にしたリストを作らんかね。(記憶が曖昧ですがこんな感じの意味でした)」とおっしゃっていましたが「おそらく、買うとくさんがやるのではないでしょうか」と返答しました。

日本産きのこ目録がN沢先生の目に留まれば、公の資料として活用される道筋も見えてくるのかな、なんて勝手に思っています。とすれば、イグチさんが言われるように「文献には論文表題も併記して」ということになるのでしょう。

なんか、泥沼に引きずり込むような話ですが・・・。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   買うとく - 2011/06/17(Fri) 23:21 No.2139

nivalis様

>2004年3月発行の北海道大学総合博物館「きのこの自然史」に掲載されています。

情報ありがとうございます。
きのこの自然史というタイトルに興味が湧きます。
書籍でしたら、購入可能でしょうか?


種山様

>おそらく、買うとくさんがやるのではないでしょうか」と返答しました。

あら、そんなことをおっしゃたのですね(>_<)


一応、自分が所有している文献のリストは作成しつつあるのですが・・・。
めんどくさい作業でちっとも進んでおりません


>泥沼に引きずり込むような話ですが・・・。


引きずり込まれないように善処いたします。(^^)




Re: まだ、2011年ですが・・・。   nivalis - 2011/06/18(Sat) 19:37 No.2140

>きのこの自然史というタイトルに興味が湧きます。

きのこの自然史といっても、全国のきのこを対象にしているわけでなく
北大博物館史の「きのこ編」いう感じの冊子です(A4版全58ページ)。小林孝人さんが、編者の一人で写真とアセタケの一部を紹介しています。

>書籍でしたら、購入可能でしょうか?

残念ながら、購入不可です。
お貸しすることは、可能ですよ。
それとも、今度お会いするときに持って行きましょうか。
たぶん30分〜1時間程度で全部読めちゃうと思います。




Re: まだ、2011年ですが・・・。   買うとく - 2011/06/19(Sun) 19:54 No.2145

>お貸しすることは、可能ですよ。
>それとも、今度お会いするときに持って行きましょうか。

ありがとうございます!!
ただいま、キノコシーズンで採取記録作成に手を取られているため、オフシーズンになったらお借りできますか?
勝手申しますがよろしくお願いします(^^)




Re: まだ、2011年ですが・・・。   イグチ 潔 - 2011/06/19(Sun) 22:33 No.2146

  >残念ながら、購入不可です。

 うぅ、そーいう媒体に新しい名を発表するのって困るんですけどねえ…まあ、編集者などからの圧力で、「〜の一種、という表記は困る」と言われることもままあるんですけど^^;
 それにしても「マクアツシスチジアタケ」はないと思うんですが(苦笑しきり)

 和名の命名に際して、細かい命名規約まで設けることはない(というか設けてもあまり意味がないのは確か)と考えていますが、せめて、新たな名を与える時は、誰でも手にとれる紙媒体上での発表を原則とする(HP上での命名や、同好会誌上での命名は避ける)ぐらいの縛りをかけるべきかもしれない、などとも思います。





倒木上に発生しますか?  投稿者: konpas 投稿日:2011/06/06(Mon) 14:53 No.2117

ご無沙汰しています。

5月31日の登山中にクサウラベニタケと思われるきのこが発生していました。
形態は
傘;径10p強。中高平ら、表面平滑で茶褐色。肉は表面直下が暗色で他は白色。縁部薄いが柄近くは厚みあり。吸水性で縁部条線あり。

ひだ;分離ぎみで深く湾入し肉色。

柄;10p×8o程度。下方やや太まりほぼ白色でつやあり。上部にやや粒状が見られる。

発生状況;ブナ科倒木上に発生。周辺はほとんどブナで占められ、ミズナラ類は確認できなかったが、写真にはミズナラ類の葉が写っていた。

以上からクサウラベニタケと考えましたが、
1.傘の柄近くが肉厚である。
2.図鑑では地上性と記されているが、朽ち木倒木上に発生。
以上2点の図鑑との相違点が気になります。

教えていただきたいのですが、
クサウラベニタケは朽ち木倒木上に発生することはあるのでしょうか。
それともこのきのこはクサウラベニタケではない可能性が高いのでしょうか。
よろしくお願いします。





Re: 倒木上に発生しますか?   nivalis - 2011/06/06(Mon) 15:29 No.2118

ご無沙汰しています。
登山に行かれていたのですね。良かったです^ ^。

さて、お尋ねのきのこ。
ウラベニガサ(もしくはウラベニガサの近縁)じゃないでしょうかね?
ヒダは分離気味で深く湾入とありますが
ウラベニガサだとヒダは離生で、柄にくっついていません。
お写真のきのこは湾入というより、離生のようにも見えます。
ただ
ウラベニガサは通常条線が見えないのですよね。雨で吸水していてかさ表面縁の薄い部分にヒダの陰(表現が違うかも)が見えやすくなっているのではないかな…という気もします。

と言うわけで、私はウラベニガサに1票です^ ^。




Re: 倒木上に発生しますか?   konpas - 2011/06/07(Tue) 06:39 No.2119

nivalisさん、どうもご無沙汰しています。

>登山に行かれていたのですね。良かったです^ ^。

山の方が放射線量が高いようなのですが、あまり気にしてもしょうがないかな(気にしなきゃいけないのでしょうけど)と思っていってます。

さて早速のご教示ありがとうございます。
ウラベニガサを図鑑で確認しましたら、形態がそっくりでした。条線らしきものについても、コメントいただき勉強になります。

遠い昔の話ですが、実物を見て何度か教えていただいたウラベニガサは、ずっと小型だった記憶がありました。
図鑑で確認したところ、私が見たサイズのもあることがわかりました。
おかげさまでまた一つ覚えることができてうれしいです。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。





投稿再開  投稿者: gorosuke 投稿日:2011/05/02(Mon) 23:40 No.2113

震災以後、きのこの話題をする気にもなれなかったのですが、いつまでもこのままではいられないと思うので気を取り直して投稿を再開します。

昨年見たきのこです。私の仲間はこんなきのこを見るとチャヒラタケとかニセコナカブリと同定しますが、持って帰って検鏡してみるとそうだったためしがありません。大抵は胞子が類球形のマルミノチャヒラタケやその近縁種と思われるものがほとんどです。しかしこのきのこの胞子を見てひっくり返りそうになりました。胞子は多角形、Entolomaです。初めてみるカクミノコナカブリのようです。かなり以前から名前がついているきのこなのに不思議と写真を載せた図鑑がありません。あまり見た目ぱっとしないきのこなのでピントもしっかり確認せず撮ってしまって少し後悔しています。私の地元では初めての記録となるようです。





Re: 投稿再開   nivalis - 2011/05/03(Tue) 20:43 No.2114

こんにちは gorosukeさん
カクミノコナカブリって、チャヒラタケに似ているきのこなんですね。

>きのこの胞子を見てひっくり返りそうになりました。

そういうことって、ありますよね。私もこれはInocybeの仲間だろうと思っていたら、Entolomaだったことがあります。それとMycenaだろうと思っていたら、Entolomaだったってこともありました。逆にEntolomaだと思っていたら別の科のきのこだった、そんなことも(何度も)ありました- -;。

ところで、検鏡写真ですが、
コンデンサーをかなり絞っているか、コンデンサーを結構下げて撮っていらっしゃるように見受けられます。コンデンサー絞りをもう少し開くと、もう少し見やすい画像になるかと思います。胞子の形状が判れば良いのであれば、問題ないかもしれませんが、コントラストがキツイように思いました〜。




Re: 投稿再開   gorosuke - 2011/05/04(Wed) 22:53 No.2115

nivalis様

>チャヒラタケに似ているきのこなんですね
私は胞子が楕円形の本物のチャヒラタケをまだ見た事がありません。従って、それらしいきのこは全て持ち帰って検鏡しています。そしてその時偶然見つけました。このきのこのように顕微鏡で見なければわからないきのこはあると思います。実際にはたくさんあってもいちいち確認する方がいないからあまりメジャ-になれないきのこかもしれません。

>コンデンサーをかなり絞っているか
今改めて見るとそうかもしれません。コンデンサ-絞りは普段、対物レンズの開口率の70〜80パーセントにしていますが、プレパラ-トの出来が悪くピント面がうまく揃えられなかった時などはしかたなく被写界深度を深くとるために絞り込んでいます。ごまかしはできませんね。またご教授下さい。




Re: 投稿再開   gorosuke - 2011/05/07(Sat) 23:35 No.2116

もう一つ私が胞子を見て驚いたきのこを紹介します。撮影倍率が違うので、まだ顕微鏡を買って間も無い頃観察したきのこです。その時はまだ一度もシロイボカサタケの胞子を見ていなかったので、一応確認しておこうと検鏡したのですが、形が六面体でなかったので、何かの間違いではないかと思いました。あわてて「北陸のきのこ図鑑」を見たら、シロイボカサモドキという名で同じものとおぼしききのこが載っているのでまた驚きました。著者の池田さんの観察眼の鋭さには脱帽です。






  投稿者: nivalis 投稿日:2011/04/24(Sun) 12:13 No.2110

 311東日本大震災は今も痛々しい状況で、皆様には親類・知人など被災に合われた方がいらっしゃると思います。被災地の皆様には、今もどのような言葉をおかけして良いのか分りません。ただただ、笑顔になれる日が一日も早く来ますようにと祈るばかりです。
 この掲示板にも時々投稿してくださっている田中@秋田さんは、岩手に単身赴任をされておりましたが、ご無事を確認しております。お住まいが東北(仙台?)のkonpasさんは、ご無事でしょうか? 
 皆さんで、またきのこ談義に花を咲かせられる日が、早く来ますようにと祈っております。




Re: 春   レオピー - 2011/04/25(Mon) 11:54 No.2111

皆さんこんにちは。

震災にあわれた方の早い復興を願っています。

もうそろそろかなと思い自分も見に行ったのですが見つけられませんでした。

アネモネタマチャンタケはたくさん出ていましたよ。(^0_0^)




Re: 春   きらら - 2011/04/26(Tue) 10:39 No.2112

皆様

>またきのこ談義に花を咲かせられる日が、早く来ますようにと祈っております。
>震災にあわれた方の早い復興を願っています。

本当に心からそう願わずにいられません。

福島の知人から「なんとか復興に向けてがんばろうと思います。」というメールが届きました。
長く応援していきたいです。

こちらはもう大きなウラベニガサやクロコタマゴテングタケも出てきました。





カベンタケとヒメカンムリタケ  投稿者: gorosuke 投稿日:2011/03/01(Tue) 22:24 No.2105

あまりレベルの高くない話で申し訳ありません。先のスレッドで、たまたまイグチ様からカベンタケとヒメカンムリタケの名が出たので、その話をさせて下さい。それまでうちの近所に分布するこのきのこは、師匠や先輩からすべてカベンタケだと教えられていました。しかし、2年ほど前、写真が撮れる顕微鏡を買ったばかりの私は、うれしくて手当たり次第きのこを観察していたところ、このきのこに子嚢があるのを見つけてしまいました。それ以来きのこを見ると全部持って帰って調べているのですが、今だに担子器をもつカベンタケを見たことがありません。いずれの子実体も3センチほどであることや、胞子の大きさからヒメカンムリタケと思われます。保育社の「原色日本新菌類図鑑」を見ると、その分布は、カベンタケは日本、カベンタケモドキは北緯35〜36度より北に、ヒメカンムリタケはそれ以南に多いとされています。この問題にふれた図鑑はあまり多くありませんが、「兵庫のキノコ」図鑑でははっきりと「(カベンタケとカベンタケモドキは)県内ではまだ観察されていない。」とされています。これら3種の実際の分布はどうなっているのでしょうか?




Re: カベンタケとヒメカンムリタ...   nivalis - 2011/03/03(Thu) 20:06 No.2106

gorosuke さん、きのこの話題に乏しいこの季節
話題をいつもありがとうございます。

>これら3種の実際の分布はどうなっているのでしょうか?

分布域はどなたかが詳細に調べていれば別ですが難しいんじゃないでしょうかね。
日本列島は縦長で南と北では樹種も違い、発生するきのこも違うとは思います。けれど、西日本で見つかるきのこが北日本では見られない(また逆の場合も)と、おおまかなことで言えても絶対とはいえないのではないでしょうか。その地域で、まだ誰にも見つかっていないというだけで、実際には発生しているのかもしれません。
 日本新菌類図鑑に「本州、滋賀」と書かれているきのこが、北海道にもあったり、たまたま北海道から報告されていなかったというだけで、余程の熱帯性のきのこでなければ、私はいつも「北海道にもあるかもしれない」と思っています。
 「兵庫のキノコ」図鑑で県内ではまだ観察されていない、と記載されていることも、見つかったという報告がまだ無いだけで、実際にはひっそり発生しているのかもしれません。
 「実際の分布の線引きはなかなか出来ない」が現状のような気もします。




Re: カベンタケとヒメカンムリタ...   きらら - 2011/03/03(Thu) 21:18 No.2107

gorosuke様
ニヴァリス様

>「兵庫のキノコ」図鑑でははっきりと「(カベンタケとカベンタケモドキは)県内ではまだ観察されていない。」とされています。

私は兵庫県在住ですが、2003年から2004年にかけて、カベンタケ、カベンタケモドキ、ヒメカンムリタケ、カンムリタケについて調べたことがあります。それまで観察会でいつもカベンタケとされていたキノコに疑問をもったのがきっかけで、検鏡したところやはり子嚢が見えてしまいました。

カベンタケに当てられている学名の菌を海外文献やネットで見るとあまりに形状が異なるので、結局調べた資料を添えて菌蕈研究所の長澤先生にお尋ねしたときのお返事を一部ご紹介します。

「カベンタケ:
日本菌類誌(第2巻4号)(伊藤誠哉、1955)によりますと、川村清一先生が報告されたのが最初のようです(日本菌類図説、No.194、1929)。典型的なClavulinopsis laeticolor (= C. pulchra)は、ナギナタタケやキソウメンタケに似た形状のきのこです。続原色日本菌類図鑑に描かれているカベンタケ(No. 210)は極めて例外的な形状か、あるいは子嚢菌のヒメカンムリタケかカベンタケモドキの可能性があります。類似のきのこを採集したときは顕微鏡的なチェックが必要でしょう。」

その後信州でカベンタケモドキに出会うチャンスがあり検鏡しましたが、博物館に納められているカベンタケの標本にも当たってみたいと思いながら、手つかずのままとなっています。

(注:続原色日本菌類図鑑に描かれているカベンタケ(No. 210)の図と日本新菌類図鑑のカベンタケ(No. 657)の図は同じです)




Re: カベンタケとヒメカンムリタ...   イグチ 潔 - 2011/03/04(Fri) 14:59 No.2108

 私自身の主たる活動範囲(関東南部の平野地帯)では、カベンタケモドキしかみたことがありません.
 都内の公園では、関東ローム層の上に成立したアカマツの若齢林ないし人工林に発生し、ことに公園や庭園に植栽された林分でときたま見られます.
 私自身が採集したヒメカンムリタケの標本は、山梨県白州において、花崗岩を主とする地上に成立したアカマツ林分(林齢50〜80年)で採集したもののみです.

 Geoglossaceae Japoniae(日本産テングノメシガイ科)と題する今井三子博士の論文によれば、カベンタケモドキの産地としては北海道(阿寒・十勝・大雪山・支笏)・群馬・栃木(奥日光)などが挙げられており、その基準産地は北米(ニューヨーク州)だそうです.
 またヒメカンムリタケについては、京都・和歌山・兵庫・鳥取・長崎(雲仙)などが採集地として列挙され、基準産地はイタリア(チロル地方)であるということです.

 さらに、マツタケの研究家として知られている小川眞・浜田稔の両氏は、「関西地方のマツタケ山での調査において、マツタケが衰退した林分ではヒメカンムリタケが多数発生し、後者はマツタケとの間で生態的に競合するものと考えられる」と述べています.
 また、ハーバード大学の Hewitt氏によれば、「ヒメカンムリタケは、リターが少ない砂地を好む」といいます(http://www.rhodora.org/Summaries/2007/May07sum.pdf).


 これらを勘案するに、私の見解としては、両者の分布は緯度によって明らかに規定されるものではなく、むしろ地質の違い(母岩の違い)とマツの樹齢とによって発生したりしなかったりが影響されるのではないかと考えています.
 若いマツ林(ハツタケやヌメリイグチなどが発生する程度?)や、ローム層などの保水力が高い地質上に成立したマツ林には、カベンタケモドキが発生し、やや老齢に達したマツ林(マツタケが少なくなり、ニンギョウタケやクロカワが多くなった林)あるいは保水力に乏しい土壌の上に形成されたマツ林は、むしろヒメカンムリタケに好まれるのではないか、と推定しています.

   >余程の熱帯性・・・

 日本の文献において、「熱帯系のきのこ」とされているものはかなり多数に上りますが、「熱帯系のきのこ」を厳密に定義して、この語を使っているわけではないと考えます.

 実際には、温帯から亜寒帯にまで分布しているにもかかわらず、たまたまタイプ標本が熱帯から得られたに過ぎないものも多いはずです(たとえばダイダイガサは、タイプ産地は確かに熱帯圏[キューバ]ではありますが、私の調査では函館でも見つかりましたし、ニューギニアでは標高4000mぐらいの高地でないと見出されないそうです)。
 熱帯産の樹木や草本や昆虫に対して、強い宿主特異性を有する菌なら、ある程度は「熱帯系のきのこ」として扱ってもいいかもしれませんが.


   >実際にはひっそり発生しているのかもしれません・・・

 「子実体は熱帯の環境条件下でなければ形成しにくいが、菌糸状態であれば熱帯でなくても生きてはいける」という菌も多いと思います(温帯以北では、菌糸の状態ではごく普通に分布していて、単に子実体が見出されにくいだけ).

 逆に、従来は北方系とされていた菌でも、東南アジアや熱帯の島嶼での調査が今後すすめられれば、かなり暖かい地方でも見出されるものが多数あるのではないでしょうか(特にクヌギタケ属・ホウライタケ属・ヒカゲタケ属など).
 クヌギタケ属の Mycena pterigenaは、枯れたシダ類の地下茎に発生するもので、ヨーロッパからまれに記録されていた種類ですが、シダ類はもともと暖かい地方を中心にして分布するものですから、房総半島・紀伊半島などで、シダ類の群落の中をていねいに調査すれば、あんがい普通に見つかる可能性があると思います。この菌を、ヨーロッパ北部から見出されたからといって、亜寒帯要素として扱うのは、やや無理があるのではないでしょうか?

 長々と述べましたが、私なりの考え方としては、菌類の分布は緯度の相違による気候要素のみによって規定されるものではなく、地質や、その菌の生育基質となる「菌類以外の生物群の分布」、あるいは宿主となる動植物の生理的性質などによっても影響されると考えられます.




Re: カベンタケとヒメカンムリタ...   gorosuke - 2011/03/05(Sat) 21:06 No.2109

nivalis様

>話題をいつもありがとうございます
とんでもございません。枯れ木も山のにぎわい、ほかの方が投稿されないので図々しく投稿させていただいています。地元で教えて頂ける方があまりいなくなってしまったので、これからも宜しくお願い致します。

>見つかったという報告がまだ無いだけで
私もそう思います。この数年で私が見つけた「県下で初」のきのこはかなりに登ります。年々、調査研究対象となるきのこが増えています。

きらら様

昨年、オオキイロイグチの件ではお世話になりました。退院して来た師匠に写真を見せたところ、「以前にも見たことがあるように思うが、その時は不明種として処理をした。」といわれました。偶然私が居合わせたことが幸運だったかもしれません。

>子嚢が見えてしまいました

きらら様が私と同じ経験をしておられるとは驚きました。最初「兵庫のきのこ」を見せて頂いた時、これら3種についてしっかり調べておられるので、さすが関西のきのこ会はレベルが高いと感心しておりました。

イグチ様

>地質の違い(母岩の違い)とマツの樹齢
思い当たる節があります。うちの近所は花崗岩の風化土壌で痩せた松林ばかりです。それに昨年調査した場所はいずれも30〜40年前にはマツタケが発生していたところです。
「青木図版」NO.389に石川氏が記録したカベンタケモドキも,胞子の大きさから、(B)についてはヒメカンムリタケ、(A)はカベンタケモドキのように思います。今後もこれら両種が並存する可能性を頭に置いて調査して行くつもりです。

皆様

今回コメントを頂いたのはたまたまヒメカンムリタケとカベンタケモドキについての情報でした。まだコメントを頂いていない方の中で、「私はいつも担子器を持つカベンタケ」を見ているという方がいらっしゃいましたら是非ご意見を下さい。
図鑑でカベンタケが可食となっていることもあって、自分が何をたべているかわからないまま、これらのきのこを食べている事例が多いようで気になっています。





トガリアリズカタケ改めオオシロ...  投稿者: gorosuke 投稿日:2011/02/03(Thu) 22:57 No.2092

これは昨年、岐阜県恵那市内の山林で見つけたきのこです。その時は良く分からなかったので、記録をとっておきました。
 先日、買うとくさんの“きのこのしらべ”を見ているとトガリアリズカタケの名で、これと似たきのこが出てきました。私はトガリアリズカタケの資料を持ち合わせていないので、問い合わせをしようと改めてH.Pを開いてみると何時の間にか名前がオオシロアリタケに変更されています。オオシロアリタケなら図鑑に載っているので早速調べてみました。肉眼的特徴はほぼ一致します。胞子も問題ないようだし、菌糸や担子器にもクランプは無く、傘表皮の構造も図鑑そのままです。ただオオシロアリタケ属のきのこにあるはずのシスチジアが見つからないことや、標本がこれ一本だけということからオオシロアリタケとするのは今回保留しました。沖縄に分布するはずのきのこが何故岐阜県の山の中にあるのか疑問は残りますが、去年私はやはり沖縄地方に生息するといわれているツノオシロイタケを名古屋市郊外で見ていることから、このきのこがオオシロアリタケであっても不思議ではないと思っています。





Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   har.高橋 - 2011/02/05(Sat) 10:05 No.2093

gorosuke 様

お写真を興味深く拝見させていただきました。
子実層のシスチジアが確認されていないことと、傘表面の状態がやや気になりますが、確かに子実体の類型(特に傘の中丘の形状)はオオシロアリタケに酷似しているようです。しかし胞子の類型やヒダのつき方等において、Termitomyces属はPluteus属と共通点が多く、Pluteus属の種類である可能性も否定できません。真正のTermitomycesであることを確認するため、以下の特徴をごお知らせいただけますでしょうか?

1.胞子の色および胞子紋の色。
2.ヒダの色。
3.偽根の有無。もし長い偽根がある場合は地中の蟻塚に接続しているか否か?
4.基質は何か? (地上性または材上生)。
5.子実層托実質の構造 (Pluteusであれば逆散開型、Termitomycesであれば散開型もしくは平列型になります)。
6.傘の表面の状態(小鱗片状または繊維状、凹凸の有無)並びに色(お写真ではやや褐色がかっているように見えますが、オオシロアリタケは傘が開くと通常中央部が暗褐色で周縁部はねずみ色に近くなります)。できれば傘表面の拡大写真をお願いします。

またTermitomyces属の発生には季節性が有り、オオシロアリタケは初夏の梅雨明けの時期(八重山諸島では6月、沖縄本島では7月、本州の場合おそらく7月下旬〜8月上旬ごろ)に発生します。

先頭画像は2010年6月5日石垣島産。




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   gorosuke - 2011/02/05(Sat) 21:28 No.2094

  高橋様
初めまして。お世話になります。このきのこは昨年の10/24日、岐阜県内のコナラ、アベマキが主体の雑木林に発生していました。その時取った記録を確認してみますと、
1.胞子の色および胞子紋の色
胞子の色は白で非アミロイド、楕円形で大きさは6.1〜8.6×4.9〜5.8平均7.3×5.4(20個計測)、担子器は2胞子性ないし4胞子性
2.ヒダの色
ヒダの色は白、密で巾は10ミリ、離性
3.偽根の有無
確認していません。普段、観察会で参加者に必ず根っこを付けて採集するよう指導しているのに恥ずかしい話です。
5.子実層托実質の構造
並列型。切片の切り方が雑なので見難くて申しわけありませんが、写真を添付します。
6.傘の表面の状態
傘の径は8センチ、高長12.5センチ、表皮は繊維状で灰色がかったクリ-ム色、中央部は暗褐色です。拡大写真はありません。
そのほかに、柄の太さは1センチでずい状、肉は脆く味はありません。
私は本物のオオシロアリタケをまだ見たことがありません。今回のきのこは1本のみで単生していました。よくみるオオシロアリタケの写真はいずれも群生しており、今回このきのこをみてもその可能性は全く頭に浮かびませんでした。不完全な記録で申し訳ありませんが、分かる範囲で結構ですので、教えて下さい。





Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   gorosuke - 2011/02/05(Sat) 21:38 No.2095

質問項目が多かったので1項目抜けてしまいました。失礼しました。
4.基質は何か?
地上生です。




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   har.高橋 - 2011/02/06(Sun) 18:36 No.2096

gorosuke 様

早速のご返答ありがとうございます。

最も重要な決めてとなる地中の蟻塚につながる偽根の存在が確認されていないので、確定的なことは言えませんが、発生時期(10月下旬)から考えますとオオシロアリタケの可能性は低いと思われます。また胞子とヒダの色からPluteusの仲間でもないようです。おそらくキシメジ科の仲間と思われますが、これ以上のことは現時点のデータでは分かりません。今後も調査を続けていただき、シロアリの巣につながった偽根が確認できることを期待しております。

オオシロアリタケは必ずしも群生せず、単生することもしばしば有ります。またシロアリの巣につながる偽根はかなり深くなる場合がありますので、採集に行かれる際は掘削の道具を携帯されることをお勧めします。ご参考までにシロアリの巣の菌床 (meule)につながった子実体の写真を添付します。





Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   買うとく - 2011/02/06(Sun) 22:19 No.2097

gorosuke 様

どうも買うとくです。

トガリアリヅカタケの資料は以下のURLよりダウンロードできますよ。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000002201868




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   gorosuke - 2011/02/07(Mon) 20:06 No.2098

買うとく様
いつもお世話になります。早速、資料をダウンロ-ドしました。それを見るとやはり立派なシスチジアがあり、少し弱気な気分です。ありがとうございました。

 高橋様
ご指導ありがとうございます。果たしてこのきのこがオオシロアリタケなのか、その近縁種なのか、また同じキシメジ科であっても別属で外見が酷似する「オオシロアリタケモドキ?」なのかは、次回の観察まで結論を持ち越したいと思います。あまり発生数の多くないきのこなので、それは少し先になってしまうかもしれませんが、必ずご報告させて頂きます。
「未知のきのこを観察した時、写真や記録をとって調べ、科.属.亜属と辿って行って、最終的に種までたどり着く。」のは菌分類の醍醐味です。何年か前も、近所でオレンジ色を帯びた小さなきのこを見つけました。やはり図鑑に載っていなかったので記録しておいたところ、高橋様のH.Pに「コガネハナガサ」という名前で紹介されておりました。私は調べた範囲では、愛知県内の3箇所で発生が確認されています。私が撮った「コガネハナガサ」も折角の機会なので是非ご覧下さい。





Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   har.高橋 - 2011/02/07(Mon) 21:01 No.2099

gorosuke 様

コガネハナガサの美しい写真をありがとうございます。コガネハナガサの分布は今のところ私が知る範囲では本州 (埼玉, 神奈川, 東京, 三重?, 兵庫?), 沖縄 (八重山諸島)となっておりますが、おそらく国内および近隣諸国(朝鮮半島、中国)に広く分布していると思われます.またコガネハナガサはコナラ、クヌギ、スダジイなどの広葉樹の材から発生しますが、基質をとっておけば栽培も可能です。
今後ともよろしくお願いいたします。




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   nivalis - 2011/02/08(Tue) 21:17 No.2100

gorosuke 様

>少し先になってしまうかもしれませんが、必ずご報告させて頂きます。

私も(たぶん、他の方々も)、報告していただけることを楽しみにしています。
見つかると良いですね。

har.高橋 様
 シロアリの巣の菌床につながった子実体の貴重な写真を見せてくださり、ありがとうございます。シロアリといっても色んな種類がいるのですね。オオシロアリタケはタイワンシロアリと共生関係を持ち、日本ではキノコ栽培する唯一のシロアリで南西諸島にしかいないと記述されています。もしも、キノコアリが本州にも存在するとなると、キノコアリの分布域が塗り替えられることになるのかなぁ・・・と興味深く拝見していました。

買うとく 様
>トガリアリヅカタケの資料は以下のURLより

さすがだなぁ、と思いました。
ありがとうございました。




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   イグチ 潔 - 2011/02/10(Thu) 10:29 No.2101

  gorosuke さま:

    >「未知のきのこを観察した時、写真や記録をとって調べ、科.属.亜属と辿って行って、最終的に種までたどり着く。」のは菌分類の醍醐味・・・

 そのためには、どこをどのように観察すれば「科・属・亜属と」辿っていけるのかをきちんと把握しておかなくてはいけません.
 また、把握するためのテクニック(肉眼的観察技術・顕微鏡的観察技術)や、把握した情報の的確な表現力(写真の撮影技術や描画の作成技術)も必要となります. スレッド2092の3枚目の画像は、子実体のどの部分をどの方向に切って、なにを撮影したのかよく判りません(文脈からすれば、子実体のかさの表皮の接線断面かとは思いますが・・・)し、切片を切り出す技術以前に、カバーグラスの掛け方が雑すぎます.
 またスレッド2094に挙げられた画像は、切片も厚すぎる(この切片の厚みのせめて半分、できるなら1/3ぐらいの厚みに切りたい・・・)上、顕微鏡の光源が絞られすぎているので、却って細部が判りづらくなってしまっています.切片が厚すぎると、染色しても細部が判りにくくなるだけです.

 厳しい申し上げ方になりますが、毎回「切片の切り方が雑なので見難くて申しわけありません」では、だんだん済まなくなります.

 初めは、オドタケなどが属する Clitocybula(ヒメヒロヒダタケ属)の菌かと思いましたが、担子胞子が本当に非アミロイド性であるのなら、この属には入れられません.
Megacollybia ヒロヒダタケ属は担子胞子が非アミロイド性ではありますが、この属は「先端が膨らんだしゃもじ状〜こん棒状〜嚢状の縁シスチジアを多数備える」ことと「菌糸には頻繁にクランプ結合を有する」点が特徴ですので、ここに所属させるのも無理がありそうです.

 「本当に菌糸にはクランプがなかったのか?」、「本当にシスチジアがなかったのか?」、「本当に胞子は非アミロイドだったのか?」を再確認させていただかないと「科.属.亜属と辿って行って、最終的に種までたどり着く」のは無理です。
 以前にもこの掲示板で指摘したかもしれませんが、子実層托(=ひだ・管孔・しわひだ etc.)の切片(または、胞子紋をスライドグラス上に形成させたもの)の上にいきなりメルツァー液を滴下して観察すると、本来はアミロイド性を示す胞子を有するきのこであっても、アミロイド反応が観察できないことがしばしばあります.

 保育社の図鑑の巻頭にも示されていますが、「スライドグラス上に胞子紋を作る」→「アンモニア水または3%水酸化カリウムを、胞子紋の上に滴下して3分ほど放置する」→「余分な液を静かに(=スライドグラスの表面をできるだけこすらないように)濾紙の小片で吸い取る」→「水を滴下しては濾紙片で吸い取る操作を2〜3回繰り返す」→「メルツァー液を垂らして2〜3分間放置する」→「余分なメルツァー液を濾紙の小片であらかた吸い取り、水を垂らす」→「気泡が入らないようにカバーグラスを掛ける」という手順を試みて下さい.

 また、アミロイドかどうかを判定する場合には、顕微鏡の光源は「白色光」でなくてはなりませんのでご注意を.




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   gorosuke - 2011/02/12(Sat) 00:00 No.2102

イグチ様
いつもお世話になります。最近イグチ様のコメントが頂けないので、体調でも悪いのかと心配しておりました。いつも通りの的確なご指導、ありがとうござ
います。
>毎回「切片の切り方が雑なので見難くて申しわけありません」では、だんだん済まなくなります.
弁解のしようがありません。本来こんな写真は出すべきではなかったかもしれません。私の検鏡写真は人に見せるためというより自分が忘れないためのメモとして撮っています。仕事が終わってから寝るまでの短い時間の中、出来栄えは二の次で、今回のもののように、cutisとか並列型といった写したいものが写っていればそれで良しとして撮っています。以前は胞子とシスチジアくらいしか撮っていなかったのですが、昨年「北海道産ハラタケ類の分類学的研究」を読んでから、“これではまずい”と改めて思い検鏡項目を追加しました。これでも私なりに進歩しているので、長い目で見ていただきたいと思います。
>本当にクランプがなかったのか
以前、クランプがあることを証明することは比較的た易いが、ないことを証明するするのは難しいと聞きました。私は傘や子実層の菌糸や担子器基部にクランプがなければ無い可能性が高いと判断しています。
>いきなりメルツァー液を滴下して
知りませんでした。先に他のものでマウントしたら反応が悪くなる気がして、直接マウントしていました。
>初めは、オドタケなどが属する
私は最初このきのこを見た時、むしろハエトリシメジを連想しました。買うとくさんのH.Pに紹介されている写真とあまりにも似ていたのでオオシロアリタケかと思って少し舞い上がってしまいましたが、今、冷静になって考えると、“胞子が白色で非アミロイド”“菌糸にクランプがない”“シスチジアがない”などに間違いがなければTricholomaと考えるほうが自然かもしれません。ただ最近私は妙にこときのこに関してはツキに恵まれているので、実際掘ってみたらpseudorhizaもhoney combも見つかったという結末を捨てていません。




確かに…   イグチ 潔 - 2011/02/13(Sun) 17:29 No.2103

  gorosuke さま:

   >体調でも悪いのかと…

 はぃ、確かに体調はすこぶる悪いです(−へ−;) あと何年生きられるのか不安を感じる状態ですので、さまざまなご質問などは早めにお願い致します.


   >自分が忘れないためのメモ

 文字でとったメモでもよくあることですが、「あれ? 自分で書いた(or撮影した)んだけど、なにが書いてあるのか(or撮影されているのか)読めない(or読み取れない)なあ…」ということになると、時間をやりくりしながらのご努力も無駄になってしまいがち.ご注意くださいね?


   >先に他のものでマウントしたら…

 菌類の細胞にはさまざまな「でんぷん様物質(これを「アミロイド」と総称する)」が含まれていますが、このでんぷん様物質には、さまざまな化学構造(分子量の大小・修飾基の種類や位置や数 etc.)をもった複数の物質が含まれていると考えられます.

 でんぷん様物質の中には、ヨウ素と直接反応させれば青色の反応を示すものもありますが、分子が大きすぎてそのままではヨウ素と反応してくれないもの(たとえば、木材などの主要な構成要素であるところのヘミセルロースやセルロースなど)や、ある種の修飾基が反応を邪魔しているものなどもあります.

 アンモニア水や水酸化カリ溶液などによる切片の処理は、そのままではヨウ素と反応しにくい「でんぷん様物質」をいささかなりとも低分子化させたり、反応を妨害する修飾基を外したりして、アミロイド反応の検出を助けるために行われます.

 ツバキノキンカクチャワンタケの子嚢頂孔や、カバイロチャワンタケの子嚢外壁などは、アルカリ処理をしてもしなくても、青色のアミロイド反応が確認できます.また、ザラミノシメジ属の担子胞子の紋様も、アルカリ処理なしでもアミロイド性を示します.
 
 一方、ベニタケ属やチチタケ属の担子胞子の表面に生じる種々の紋様は、種の区別にも重要視されていますが、アルカリ処理なしにメルツァー液を滴下して観察しても、大部分の場合、まったく染まりません.また、マメザヤタケなどの子嚢頂端の構造も、アルカリ処理を行ってからでないと青くならない場合がよくあります.

 さらにカベンタケモドキやヒメカンムリタケでは、アルカリ処理を常温で行っても青く染まりません(もちろん、直接にメルツァー液を滴下してもやはり染まらない)が、切片を1〜3%の水酸化カリウム溶液でしばし加熱してからスライドグラスに載せ、蒸留水を滴下しては濾紙片で吸い取る操作を2〜3回行って余分なアルカリ分を除去し、しかるのちにメルツァー液でマウントして観察すれば、子嚢が美しく青染されます.

 「アミロイド」の呼称で定義される「ヨウ素と反応して青変する物質」は単一のものではなく、その構造にはさまざまなものがあり、ヨウ素との反応性にも大小があるという点をご理解してください.


 切片をスライドグラスに載せる(→70%エタノールを滴下して気泡を追い出す)→アンモニア水または3%水酸化カリ溶液を滴下して2〜3分間放置する→アルカリ溶液を濾紙片で吸い取り、水を滴下する→筆先などで静かに切片を振り動かし、切片の中に染み込んだアルカリ分を十分にすすぐ→すすぎ操作を2〜3回行い、スライドグラス上に残った水(すすぎ水)を濾紙片で吸い取る→メルツァー液を滴下して1分ほど放置→余分なメルツァー液を濾紙片で吸い取り、きれいな水を滴下→気泡が入らないように静かにカバーグラスを載せ、白色光線で検鏡する:

 まずは、この手順をルーティンな方法としてお試し下さい.メルツァー液とアルカリ溶液とを直接に混合しますと、白濁してしまってせっかくのプレパラートが観察に耐えないものになってしまいますので、水を滴下しては吸い取る「すすぎ作業」は必ず行ってください.




Re: トガリアリズカタケ改めオオ...   gorosuke - 2011/02/13(Sun) 21:26 No.2104

イグチ様
>ご注意くださいね?
思い当たる節がありありです。今はチェックシ-トを作って記入するようにしているので、今回もHar.高橋様の質問にある程度答えることが出来ました。
顕微鏡は正直です。肉眼なら適当に見えてしまうのに、写真に撮るとそうは行きません。きれいなきのこの写真を撮りたければ、まずきれいなきのこを見つけなければならないように、顕微鏡写真もきれいなプレパラ-トを作ることが何より大切だとしみじみ思います。もう少し自信の持てるものが撮れたら披露しますので、またご批評をお願い致します。

>アミロイド反応の検出を助けるために行われます.
何年か前、大阪まで行って顕微鏡観察会に参加しましたが、このような説明はうけなかったように思います。以前、ウツロイモタケ(吉見仮)の子嚢を観察した時、“先端付近はメルツァ-液でやや広く青変する”のを見られなかったのは、これが原因だったかもしれません。

>手順をルーティンな方法としてお試し下さい
大変参考になりました。私はもうこれまでのような顕微鏡観察会なら参加しませんが、もしこんな指導が受けられるならまた行ってみたいと思います。

私は軽い気持ちで顕微鏡観察を始めました。しかし、図鑑の巻末に載っている観察方法に沿ってやっていても今一つうまく行かないので調べてみると、それ以外のノウハウや約束事がゾロゾロと出てきます。一度に全て実行出来ないので、少しづつでも出来るよう心がけています。





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