名前を教えてください 投稿者:
shino 投稿日:2016/07/08(Fri) 09:06 No.2926 |
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Re: 名前を教えてください
nivalis - 2016/07/08(Fri) 15:25 No.2928 | |
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Re: 名前を教えてください
shino - 2016/07/08(Fri) 17:12 No.2930 | |
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こんなに早く教えていただけるとは感激です。
シロキクザタケ、もしかしたら漢字だと「白菊座茸」なのでしょうね。 青木氏の仮称とありましたが素晴らしい命名だと思いました。(まさにそんな感じでした)
質問時に掲載していなかった写真(傘に穴が開いている写真)を追加掲載します。この穴は写す直前にいたハイイロチョッキリの仕業かもしれません。(ハイイロチョッキリはキノコを食べるかどうかは分かりませんが・・・)
教えていただき本当にありがとうございました。
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Re: 名前を教えてください
nivalis - 2016/07/09(Sat) 00:14 No.2931 | |
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ハイイロチョッキリ、初めて知りました。 どんぐりに穴が開いているのは、ハイイロチョッキリかその仲間だったのですね。 穴をあけるのは、ハイイロチョッキリの習性なのかもしれませんね(^ ^)
シロキクザタケ(青木仮称)は、何度かその種名を見かけているものの どんなきのこなのかは知りませんでした。 お陰様で、シロキクザタケがどんなきのこなのか 私も知るきっかけを頂きました。ありがとうございます。
名前の分からないきのこだけでなく こんなきのこ見かけましたよ〜と、また投稿してくださいね。 お待ちしています。 |
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Re: 名前を教えてください
shino - 2016/07/09(Sat) 10:36 No.2932 | |
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ケカゴタケ属について
har.takah. - 2016/07/10(Sun) 21:54 No.2933 | |
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シロキクザタケの仲間(ケカゴタケ属)は日本では現在数種類確認されています。学名の特定されているものとして、九州(熊本, 長崎)産ケカゴタケ「Chaetocalathus ehretiae Neda」 (チシャノキの樹皮上)、東南アジア、ハワイ、沖縄に分布するヒダフウリンタケ「Chaetocalathus fragilis (Pat.) Singer」が知られていますが、熱帯性のヒダフウリンタケはかなり微小(径2-3mm)でシロキクザタケとはやや外観的な印象が異なります。傘が基質に直接背着し、子実層托側(傘裏側)の中央部に痕跡柄(columella)と呼ばれる柄が退化したと考えられている器官を形成する変わった特徴を持ちます。写真のヒダ中央部に見える丸いボタン形のものが痕跡柄です。以下のtwitterもご参照ください。 https://twitter.com/search?q=Chaetocalathus%20&src=typd
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Re: 名前を教えてください
shino - 2016/07/11(Mon) 06:07 No.2934 | |
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Re: 名前を教えてください
nivalis - 2016/07/11(Mon) 21:22 No.2936 | |
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har.takah.さん、ありがとうございます。
一昨年の会報誌に室蘭でヒダフウリンタケ類似種が見つかったと、記事が載っていたことがあります。けれど、読み直してみると、何だか違う種(胞子の色が褐色なのと表面が粗面からしてCrepidotus)と間違っているようで、ヒダフウリンタケの仲間のきのこは北海道ではかなり稀なのかなぁと思っています。 北海道にもあればいいなぁーと、今年は小枝についた白いきのこにも目を向けたいと思います。 |
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ヒダフウリンタケに似た退化系き...
har.takah. - 2016/07/12(Tue) 02:48 No.2938 | |
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Re: 名前を教えてください
イグチ 潔 - 2016/07/12(Tue) 06:06 No.2940 | |
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明治神宮の菌類相調査(テレビで放映された… ^ ^ ;)においても、広葉樹の立ち枯れ木に発生した「退化型のチャヒラタケ科の菌」が得られています.外面は白っぽくて微毛におおわれ、内面は淡い黄褐色でひだはまったく退化して平滑になっており、径1-1.5 mm の茶碗状で柄も欠いています.
小田原市でも同様の菌が得られており、樹種は若いシラカシの立ち枯れ樹です.
どちらも過熟で胞子が見られず、未同定のままになってしまっていますが、今年も捜しています. |
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明治神宮のきのこ
har.takah. - 2016/07/12(Tue) 19:12 No.2941 | |
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NHKの「明治神宮 不思議の森」拝見させていただきました。コゲイロサカズキホウライタケ、ハゴロモイタチタケの他、明治神宮にはけっこう変わった珍菌がしばしば見られる様ですね。全国から献呈された多様な樹種が植林されていることが大きな要因かもしれません。比較的稀なクロムラサキニガイグチも本郷先生と村上康明氏によって明治神宮で確認されております(まだ林内の立ち入り調査がうるさくなかった時代)。
所謂、広義のハラタケ目退化系の仲間でも子実層托が完全に平滑になるチャワンタケ型分類群は世界に多数知られておりますが、日本ではまだ研究が遅れているようですね。兵庫産 Cellypha cf. goldbachiiは、子実層托が白色で脈状隆起が発達する点で恐らく退化系チャヒラタケ科とは異なるものと推測しております。 |
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