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キノコの名前を教えて下さい  投稿者: naratake 投稿日:2015/05/19(Tue) 19:58 No.2751   HomePage

チャワンタケには色々な種類があり、道端の縁に発生していました。
キノコの名前を教えてくださいお願いします。27.5.17撮影しました。





写真だけでは無理   通りがかり - 2015/05/24(Sun) 13:23 No.2752

チャワンタケ属なのか、それ以外の科なのか
胞子や側糸の形態、アミロイド反応の有無もわからず
名前を教えてというのは無謀というものでしょう




Re: キノコの名前を教えて下さい   naratake - 2015/05/24(Sun) 19:49 No.2753   HomePage

通りがかりさん こんばんわ。あいにく顕微鏡など持ち合わせていませんので大変失礼しました。
懲りずに今後ともわかる範囲で結構ですのでよろしくお願いします。




Re: キノコの名前を教えて下さい   イグチ潔 - 2015/05/29(Fri) 22:28 No.2754

 どんなキノコでもそうですが、とりわけチャワンタケ類については、肉眼あるいはルーペのみを用いた手法では、「種」レベルの同定どころか「科」・「目」レベルでの検討すらつけ難いのが実情です。

 このグループの菌は、「顕微鏡を使わないと基本レベルの同定すら不可能」⇔「基本レベルの同定さえできないので、図鑑に載せようにもなかなか載せられない」の悪循環の中にあるとお考えください。

 画像の菌は、フクロシトネタケ(フクロシトネタケ科)の類か、あるいは狭い意味のチャワンタケ属(チャワンタケ科)のようにもみえますが、やはりどちらとも断言できません(きのこを縦割りにし、その断面にメルツァー試薬を垂らすと識別できるのですが)。

 また、成熟した菌体(採取したとき、きのこの上面=へこんだ面から、煙状に胞子が噴き出すぐらいに成熟したもの)でなければ、顕微鏡を使ったとしても、「種」レベルでの同定は不可能です。


 小生、いちおうチャワンタケ類の分類がライフワークですので、もしもこの仲間の菌に興味をお持ちでしたら、成熟したものを小生の手元にお送りいただくのがよいかもしれません。
 その際には、きのこを割ったときの肉の変色性(うっすら黄色くなる種類がかなりあります)・きのこの外面の粘性とざらつきとの有無・発生していた基質がなになのか(樹種レベルで)と、その基質の中に菌糸束が走っていたかどうか、を詳しく観察していただければと思います。





nivalis さん  投稿者: naratake 投稿日:2015/05/11(Mon) 10:57 No.2750   HomePage

こんにちは。お世話をおかけしました。何千種類のきのこがあり、不明種もあるので
コメント有難うございました。今後ともよろしくお願いします。





キノコの名前を教えて下さい  投稿者: naratake 投稿日:2015/05/04(Mon) 20:16 No.2747   HomePage

近くの林(広葉樹)の枯葉の地上に3個ほど発生。雨が降らないのにキノコが出ていました。乾燥ぎみですが、判れば教えてください。春に見つけた最初のきのこです。





Re: キノコの名前を教えて下さい   nivalis - 2015/05/05(Tue) 22:07 No.2748

こんばんは naratakeさん

ゴメンナサイ。私には全くわかりません。
見たことがあるとか、わかる方がいると良いですね。




Re: キノコの名前を教えて下さい   レオピー - 2015/05/05(Tue) 22:52 No.2749

naratakeさん、ニヴァリスさん
こんばんわ。

写真のきのこを見て、似てるな〜と思ったキノコをアップします。
2005年5月22日 札幌市 広葉樹林の落ち葉が堆積した地面から
生えていたと思います。
その時は、ツチイチメガサ?とも思ったのですが、柄の太さなど
イメージと違う感じがしてよくわかりませんでした。






傘の白いもの?  投稿者: konpas 投稿日:2015/03/23(Mon) 15:06 No.2740

皆さん,こんにちは。

広葉樹と思われる切株に重なるように発生していました。
キシメジ科かと思っていますが,自信はありません。
これだけ特徴的なきのこなので,図鑑を見ればすぐに分かるだろうと思いましたが,まったく分かりませんでした。
種名が知りたいこともあるのですが,この子実体の傘に白いものがありますが,鱗片のたぐいでしょうか。
それとも他のカビなどが寄生したと考えられるでしょうか。
ご教示よろしくお願い致します。

ちなみに一目見たとき,ワサビタケあるいはスエヒロタケが頭に浮かびましたが,いずれも図鑑の記述にぴったりとは当てはまりませんでした。ワサビタケの記述に近いと思っているのですが。





Re: 傘の白いもの?   h_pon - 2015/03/23(Mon) 18:59 No.2741

ナミハタケとか、チャヒラタケとかの類だと思いますが、カサの白い粉?が気になりますね。。




Re: 傘の白いもの?   nivalis - 2015/03/24(Tue) 00:06 No.2742

Konpasさん こんばんは
h_ponさん ようこそ、これからもよろしくお願いいたします。

確かに白いものは気になりますね。
私もKonpasさんの見立ての通り、ワサビタケだと思います。
ワサビタケは
かつてキシメジ科のきのこでしたが、現在はクヌギタケ科に属しています。

白いものについては、鱗片でもカビでもないと思います。
では何かと言うと私もわかりません。
全くの憶測ですが、寒い冬の時期越冬するために、きのこが防御のため?に何かを分泌したとは
考えられないでしょうかね?(間違った憶測かもしれません)
白い物質について、分かっている方がいらっしゃると良いですね。




Re: 傘の白いもの?   h_pon - 2015/03/24(Tue) 09:43 No.2743

こんにちは。
やはり、ワサビタケでしたか。
ありがとうございます。

ワサビタケ属でしたら、
ミヤマヒメヒラタケにも見えますね。
カサがひび割れて白い微毛を生じるのが特徴のようなので(?)、ミヤマヒメヒラタケに近いかもしれません?




Re: 傘の白いもの?   イグチ 潔 - 2015/03/25(Wed) 21:16 No.2744

 白い部分は表皮(表皮上層と下層とに分化している)、黄色みを帯びた部分は子実体の肉(実質:コンテクスト context)です。

 表皮上層は、不規則かつ緊密に絡み合った菌糸で構成され、その菌糸の末端は垂直方向へと立ち上がります。この立ち上がりが、かさの表面の粉状ないし微毛状の外観を与えます。

 表皮下層は、子実体の基質へのつけねからかさの縁へと放射状に配列する菌糸で構成され、個々の菌糸は、表皮上層におけるよりもさらに密に絡み合いながら水平方向に走っています。

 さらに、肉(実質)の組織は、不規則に絡み合う菌糸で構成されていますが、その絡み具合は表皮層(表皮上層+表皮下層)におけるよりもずっと緩いものとなっています。

 ワサビタケ属(旧スズメタケ属を包含する)においては、肉(実質)を構成する菌糸が、子実体が老成するに伴ってゼラチン化することが、属そのものを規定する大きな特徴であるとされています。

 肉の菌糸は降雨などによってゼラチン化しますが、好天にさらされれば、菌糸の細胞壁は再び硬さを増します。降雨(または降雪)と好天の繰り返しによって、ワサビタケ子実体の肉は柔らかくなったり硬くなったりし、多少とも伸び縮みしますが、表皮の構成菌糸はほとんどゼラチン化しないため、肉の伸び縮みについていけずに細かく破断し、白っぽい鱗片状をなしてかさの表面に散在しているかのような外観を呈するに至るのです。

 菌糸の末端がかさの表面に立ち上がるきのこでは、「吸水性」と称し、乾いてくるとかさの表面が白っぽく淡色となる性質が認められますが、ワサビタケのかさも乾きかけてくると「吸水性」を示し、細かく千切れた表皮層の断片が、著しく白く見えることになります。

 なお、ミヤマヒメヒラタケでは、ひだがもっと疎生し、ひだ同士を連結する横ひだがほとんどないため。画像のきのこは、やはりミヤマヒメヒラタケではなくワサビタケかと判断します。
 私が実見した例では、ミヤマヒメヒラタケの発生はブナ・ミズナラや、ミヤマハンノキ・ミズメ・シラカンバ・ダケカンバなど、温帯上部に分布する樹木上のみで認められていますが、ワサビタケではブナ・イヌブナ・クリ・コナラ・ミズナラ・シラカンバ・エノキ・シラカシ・ハルニレ・イヌシデ・アカシデなどの広葉樹ばかりでなく、スギ・ヒノキ・アスナロ・モミ・ツガ・コメツガ・ウラジロモミ・ヒマラヤスギなどの針葉樹上でも珍しくないようです。
 北海道では、北米から造林用に移入されたテーダマツ・スラッシュマツなどの外来針葉樹上でもよく見出されます。




Re: 傘の白いもの?   nivalis - 2015/03/26(Thu) 08:32 No.2745

イグチさん ありがとうございます。

表層菌糸が細かく破断したものだったのですね。
納得です。
憶測は見事に外れました。
以前、イグチさんに知らないことは無いんじゃないかと思ったことがありますが
あらためて、やはり凄いな!って思います。




Re: 傘の白いもの?   konpas - 2015/03/28(Sat) 22:37 No.2746

h_ponさん, nivalisさん, イグチ 潔さん,ありがとうございます。

ご教示いただきながら,お礼が遅くなってしまいました。ここ数日,自分の蒔いたタネで,急に夜遅くまで慌ただしい事態となり,パソコンを開くことができませんでした。

イグチ 潔さん,いつもながら詳細に教えていただきありがとうございます。
ワサビタケ属は老成により,実質がゼラチン化することが特徴とのことが分かりました。分かったと言ってもボヤッとですが。日を改めて何度か読み直して,内容をよく理解したいと思います。
いつも勉強になります。

皆様,改めてありがとうございました。





ノボリリュウ科の図鑑記述につい...  投稿者: konpas 投稿日:2015/02/25(Wed) 19:49 No.2737

いつもお世話になっています。
今回はノボリリュウ科の図鑑記述について教えていただきたく,投稿させていただきました。よろしくお願いします。

原色日本新菌類図鑑によると
クラガタノボリリュウは「子嚢盤は幼児椀形,のち反転して鞍形となるが縁は柄に付着せず全部離生する。・・・裏面は・・・,密に灰色の絨毛を生じる。」と記述されています。
また,「裏面平滑なものにクロアシボソノボリリュウ,アシボソノボリリュウがあり,子嚢盤が平皿形のものにナガエノチャワンタケなどがある。」と記述されています。

質問の一つ目はクラガタノボリリュウについて「・・・のちに反転し鞍形となるが・・・」とは下記画像(H250716)の様な状態でしょうか。


二つ目はナガエノチャワンタケについてです。原色日本新菌類図鑑には「平皿型のものに・・・」と記述されています。
一方,新版北陸のきのこには
「子嚢盤は浅皿状→変形して鞍形となり・・・裏面に軟毛密生」と記述されています。
また,参考にネットの画像を見ると,ナガエノチャワンタケも裏面に毛が密生している画像がほとんどで,子嚢盤が鞍形になっている画像も見受けられます。
ナガエノチャワンタケは鞍形になることがあり,裏面には軟毛が密生している。と理解してよろしいでしょうか。

下記画像(H260904)はナガエノチャワンタケかと思ったのですが,色が子嚢盤が黒褐色に近いので,クラガタノボリリュウなのだろうかと思ったりしていますが,どれも似た様に見えてしまい迷っています。



ご教示よろしくお願い致します。
以下の画像はH260725撮影です。





Re: ノボリリュウ科の図鑑記述に...   nivalis - 2015/02/26(Thu) 22:06 No.2738

こんにちは Konpasさん

本当に迷ってしまいますよね。
実は下のきのこは2006年に採集し、ずっと同定間違いをしていたきのこです。
どっちだと思いますか?


クラガタノボリリュウとナガエノチャワンタケは
毛の状態と胞子を見なければ見分けがつかないんじゃないかと思います。
上の写真はナガエノチャワンタケでした。
クラガタノボリリュウは楕円形の胞子の中に大きな油球が一つあると記述があるのですが
ナガエノチャワンタケは紡錘かかった楕円形の中に大きな油球と1〜2個の小さな油球があるそうです。

当時顕微鏡でチョット覗いてみただけの拙い画像ですが、上のきのこの顕微鏡写真がありました。
当時は照らし合わせもせず、ずっとナガエノチャワンタケじゃないと思い込んでいましたが
どうやらナガエノチャワンタケだったようです。

色や形態だけで判断はできないみたいですよ。




Re: ノボリリュウ科の図鑑記述に...   konpas - 2015/02/27(Fri) 20:54 No.2739

nivalisさん,こんにちは。

なるほどです。ナガエノチャワンタケとクラガタノボリリュウは顕微鏡による観察をしないと難しいのですね。
ナガエノチャワンタケも鞍形になることが分かり,おかげさまで疑問が解けました。
いつもいつも丁寧なご教示ありがとうございます。

顕微鏡写真ってきれいに撮れるものですね。
当地はきのこシーズンにはまだ早いですが,今年もいろいろなきのこと出会え,覚えるのが楽しみです。





キノコの名前を教えて下さい。  投稿者: 張替宣男 投稿日:2015/02/23(Mon) 15:38 No.2734   HomePage

こんにちわ。
アカエゾマツ林で9月中旬〜下旬ごろ発生。
2枚しか写真ありませんのでよろしくお願いします。





Re: キノコの名前を教えて下さい...   nivalis - 2015/02/24(Tue) 13:39 No.2735

こんにちは 張替さん

おそらく図鑑類を見て、図鑑に見当たらなかったきのこだと思うのですが
残念ながら投稿された画像からは詳細部分が見て取れず
傘鱗片があることはわかりますが鱗片の状況が今ひとつ明瞭ではありません。
ヒダの色はどうだったのか
柄は平滑なのかササクレがあるのかなどなど、どうだったのでしょうか?
申し訳ありませんが、図鑑に見当たらなかったきのこなら、
なおさらに情報提供しなければ、「わからない」としか言い様がありません。
(そのきのこの詳細な情報提供を頂いても、「わからない」場合も多分にありますが・・・)

ただ、パッと見の感じはハラタケ属のキノコかな?という気はします。




Re: キノコの名前を教えて下さい...   張替宣男 - 2015/02/25(Wed) 06:14 No.2736   HomePage

nivalis 様 有難うございます。今年の秋にこのキノコにお目にかかれたら、色々な角度から写真を撮るつもりです。





ヤマドリタケモドキとススケイグ...  投稿者: はなちゃん 投稿日:2015/02/11(Wed) 21:33 No.2717

みなさま初めまして、はなちゃんと申します。
最近疑問に思うことがあるのですが質問させていただきます。
ヤマドリタケモドキ:Boletus reticulatusとススケイグチ:Boletus aureus なのですが海外の画像を見ても
肉眼での違いがさっぱりわかりません。この2種を肉眼で判別することは出来るのでしょうか?また味の違いはあるのでしょうか?私がいつも採取している画像のきのこ(すべて同じ場所で採取しており同種と思われます、味はナッツのような味で美味しいです)はヤマドリタケモドキかススケイグチどちらなのでしょうか?ご迷惑おかけしますがご意見いただければ幸いです。





Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   nivalis - 2015/02/12(Thu) 00:45 No.2718

はじめまして はなちゃん(さん)

ヤマドリタケモドキとススケイグチの比較の前に
私は、これがススケイグチだという子実体を見たことがないので何とも言えないのですが、
数年前いろいろな場所からヤマドリタケ属を集めDNAを調べていた人がいました。
どの程度集めたのか定かではありませんがススケイグチBoletus aureus
は見つからなかったという報告を受けています(きっと日本にもあると思いますが)。

種山さんのサイトのページ(キノコギャラリー標本写真ギャラリー page12)
http://boletus.sakura.ne.jp/specimen/specimen12.html
上から2段目の3枚のヤマドリタケモドキ(広義)をご覧になってみてください。
はなちゃん(さん)が投稿された2枚の写真はいずれも広義のヤマドリタケモドキではないでしょうか。

ススケイグチは川村図鑑および日本菌類誌に掲載されていますが、
ススケヤマドリタケのことだったのではないかと聞いたことがあります。
B.aureusが見つかれば和名はススケイグチだとは思いますが
本当のB.aureusとは一体どんなきのこなのでしょうね。

資料がありますので
読みづらいとは思いますが、川村博士がススケイグチとした記述と図をご覧ください。





Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/12(Thu) 18:59 No.2719

nivalis様
早速のご解答ありがとうございます。
ヤマドリタケモドキのDNA解析の話は大変参考になります。そのときはススケイグチは無かったのですね。
私の写真はヤマドリタケモドキということですが、種山様のホームページを見ると広義のヤマドリタケモドキということで傘の色は濃いものから薄いものまで変異が大きいのですね。
また川村博士の記述のナメクジに噛まれたところが淡紅色の肉が現れるといった記述が気になりました。
今回は大変貴重な情報を頂きまして本当にありがとうございました。
そしてB.aureusはいったいどんなきのこなのでしょうか???




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/12(Thu) 19:24 No.2720

B.aureus
http://www.first-nature.com/fungi/boletus-aereus.php
によると、菅孔を傷つけると直ぐには変色しないが、時間がたつとワイン色になる事がBoletus reticulatusと異なるようです。
(ネット翻訳に頼りました)




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/12(Thu) 19:28 No.2721

すいません正しくはB.aureusではなくB.aereusでした。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   nivalis - 2015/02/13(Fri) 09:08 No.2722

>記述のナメクジに噛まれたところが淡紅色の肉が現れるといった記述が気になりました。

下の写真は、8年前のもので右側のヤマドリタケ属spは傘色がススケヤマドリタケのように濃色で
傘に粘性があります。
ススケヤマドリタケと比較するために並べたものですが
いずれの傘の断面の表皮下はワイン色〜淡紅色になっています。
ナメクジではありませんが、断面の写真でも淡紅色は確認できるのではないでしょうか。



>管孔を傷つけると直ぐには変色しないが、時間がたつとワイン色になる事がBoletus reticulatusと異なる

なるほど〜、そうでしたか。お教えいただきありがとうございますm(_ _)m。
今度傘色の濃いヤマドリタケモドキを見つけたら、試してみようと思います。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/13(Fri) 19:02 No.2723

nivalis様
B.aereusの記述をさらに読んでみると、傘直下の肉が白色もしくはまれにワイン色との記載がありました。
右の画像は管孔も変色していますしB.aereusに近い特徴を持っているのでしょうか。
ススケイグチですが、幸徳様の日本産きのこ目録にもB.aereusは出てこず、ススケヤマドリタケの項にのっています。さらに例のヤマドリタケ属を調べた調査(おそらくこの文章でしょうか?
http://www.agr.hokudai.ac.jp/gs/master/2010/10031203.pdf
はやはりB.aereusはなかったようですので川村博士がススケイグチとしたものはススケヤマドリタケという可能性が高そうです。ここ6ヶ月ぐらいの悩みが解けてすっきりです。

さらに上の報告にはB. pinophilus(和名なし)というきのこも日本に発生するとされているようです、調べたところ亜高山帯のトウヒと菌根があるようで、ヤマドリタケ(B. edulis)と見た目もそっくりで混同されている例もあるのではと思いました。
今回は大変勉強になりました、まことにありがとうございました。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/13(Fri) 19:06 No.2724

ありゃ、上のリンクはなぜか繋がらないようです、(日本における Boletus edulis sensu lato の系統と分類)で検索すると出てくると思います。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   nivalis - 2015/02/13(Fri) 21:28 No.2725

>ありゃ、上のリンクはなぜか繋がらないようです

URLの拡張子の最後が〜.pdf)になっていたのが原因です。訂正しておきました。

>右の画像は管孔も変色していますしB.aereusに近い特徴を持っているのでしょうか。

そうかもしれませんね。そのヤマドリタケ属spも再度見つけてDNAを調べていただきたいと思ったのですが
北原さんがヤマドリタケ属を集めていたその年に見つけることができず、今ではその場所に立ち入ることもできなくなってしまいました。
ただ8年前、写真を見た皆さんからヤマドリタケモドキだろうと言われていたのですが
傘に粘性があることから自分は違うと思っていました。
今回、ススケヤマドリタケの断面の写真があったはずと
改めて写真を見てみてヤマドリタケ属spのほうも淡紅色であることを確認して
ヤマドリタケモドキではないと確信がもてました。
はなちゃん(さん)のお陰です。私も大変勉強になりました。ありがとうございます。

B. pinophilusについては、仰る通りB. edulisと混同され採取されている例があると
S大でヤマドリタケ属を研究されている方からも聞いています。日本にもあることは確実なようですよ。
知人からアメリカ在住の時にB. pinophilusを食べていてB. edulisより美味しいきのこだったと聞いています。ぜひ見つけてみたいですよね。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/14(Sat) 19:26 No.2726

nivalis様
わたしはまだヤマドリタケも食べた事が無いのですが、B. pinophilusはヤマドリタケより美味しいということで、生きているうちに是非食べてみたいものです。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   種山 - 2015/02/15(Sun) 20:11 No.2727

はなちゃんさん

はじめまして。

北原さんによれば、国内にはヤマドリタケモドキとされているイグチには数種類存在するとのことで、私自身では顕微鏡的特徴に3パターン存在することを確認しています。最新の「日本のきのこ」において「ヤマドリタケモドキ(広義)」とされたのはこのような事実が明らかになってきたからなのだと思います。

さて、その数種のうちどれが「ヤマドリタケモドキ」なのかは誰も決定することができないのが現状です。さらにいえばBoletus reticulatusはヨーロッパが原産ですが、それと全く同じ種が国内に存在するのか?も検討課題となっています。

nivalisさんの「ヤマドリタケ属sp」はかさに粘性があったとのことですが、その1点のみで何かが言えるのかと言うとそうでもないのではと思います。以下に関連した記事を書きましたので参考となれば幸いです。

http://boletus.sakura.ne.jp/oboe/329.html




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   はなちゃん - 2015/02/15(Sun) 22:11 No.2728

種山さま はじめまして。
牛肝菌研究所では貴重な情報を発信していただいていつも勉強させていただいております。
ヤマドリタケモドキについての詳細な情報ありがとうございます、ヤマドリタケモドキの現状について良く理解できました。
ヤマドリタケ属の傘についても図鑑で粘性ありとあったり無しとあるものもあり、どちらが正しいのか疑問に思っていましたが、菌糸からのゼラチン質の分泌により傘表面に粘性が出ることがあるということなのですね
イグチの専門家の方に貴重な意見をいただき大変勉強になりました。
まことにありがとうございました。
ニオイバライロイグチやホテイイロガワリなどに続く新種イグチの発表など、今後の活躍をお祈りしております。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   nivalis - 2015/02/16(Mon) 00:05 No.2729

種山さん お教えいただきありがとうございます。

>その数種のうちどれが「ヤマドリタケモドキ」なのかは誰も決定することができないのが現状です。

100%一致するものが見つからない、それともタイプ標本がないということでしょうか?

>「ヤマドリタケ属sp」はかさに粘性があったとのことですが、その1点のみで何かが言えるのかと言うとそうでもないのではと思います。

仰られる通りだと思います。粘性があるかどうか1点だけで判断できるものではないと思います。ましてや私は雨に濡れたヤマドリタケモドキの傘をどれだけ見てきたのかといえば、全く皆無に等しいですし。それでもなお何かが違うと思ったのはおそらく前日3日間は雨が降っていない状態だったと思います(近郊ですが過去の天気を調べてみました)。
下の写真は最初に見つけたもので、その時すでに粘性がありました。

2度目は、朝方まで雨が降りその数時間後現場で写真を撮ったもので更に粘性が増していたという感じです。


今となっては、その「ヤマドリタケ属sp」を見つけに行くことができないことも残念なのですが
標本をダメにしてしまったことが本当に悔やまれます。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   種山 - 2015/02/16(Mon) 20:22 No.2730

新たな写真を拝見すると、確かにかさ表面の様子が変です。以前、信州きのこの会でもこれと似たようなものが持ち込まれましたが、ヤマドリタケモドキで済まされていたことを思い出しました。ぜひ詳細を検討してみたいですね。

「誰も決定することができないのが現状」と書きましたが推定することは可能でした。以下のようになります。

1)当初ヤマドリタケとされたイグチはヤマドリタケモドキと改められた。
2)ヤマドリタケの命名は川村博士。(標本は存在しないとされている)
3)川村博士の図版は、長野県の旧戸隠村で採集した標本であると記述されている。
4)戸隠産のヤマドリタケモドキを基準として考察するのが妥当。

ヨーロッパ産と全く同じ種が国内に存在するのか?ですが、DNAデータベースを利用すればある程度のことが分かります。下記urlのページで、文末に記した配列データを、コピペして左下の「BLAST」ボタンをクリックするだけです。しばらく待つと検索結果が表示されます。

http://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgi?PROGRAM=blastn&BLAST_PROGRAMS=megaBlast&PAGE_TYPE=BlastSearch&SHOW_DEFAULTS=on&LINK_LOC=blasthome

コピペした配列は、イタリア産のB. aestivalis(= B. reticulatus)ですが、検索結果のリストの中程に「AB821461.1」「AB821462.1」
「AB821459.1」の配列が95%あるいは94%の一致と表示されます。この3つは日本の標本でヤマドリタケモドキと同定された標本です。やはりヨーロッパ産のものとは異なっていると考えることが出来ます。

興味がある方はぜひやってみて下さい。


TGAGAAGTAAAAGTCGTAACAAGGTTTCCGTAGGTGAACCTGCGGAAGGATCATTATCGAGTTAGACCGGGAAGGGGTTTCCTCGGACTCTCCTTCCTAGTTTTCCTTATTTCACCTGTGCACCCTCTGTAGGCCCTCGAGAGAGGATCTATGTTTTCTATAATCTACTCTATCGCATGTCCAGAACGTATACATACAAACTTTTACAACTTTCAGCAACGGATCTCTTGGCTCTCGCATCGATGAAGAACGCAGCGAATTGCGATAAGTAATGTGAATTGCAGATTTTCAGTGAATCATCGAATCTTTGAACGCACCTTGCGCTCCTTGGTATTCCGAGGAGCATGCCTGTTTGAGTGTCATGGAATTCTCAACCGTGTCCTCGATCTGATCTCGAGGCATGGCTTGGACTTGGGAGTTGCTGGCGGCCTCGTCAGCTCTCCTCAAACACATTAGCGATGTTCAGCAAGCCTGACGTGCACGGCCTTTTTTCGACGTGATAACGATCGTCGTGGGCTGGAGCGGTAGGGTGTGCGGTGAATCGCTTCCAATTCCTTAGACTTTTGGTCCTTTTCACTTTGAAAGGGATCAATCACGGTCTTTTCGATCTCGATCTTGATGGGGGGGGAAAACCTTTGACCATCGAGAGACCCAAGCCTTAGTTACTAGTCGGTCGTGAGGCCAACGAACGCAAGGGCCTAGGTTTGAAACTTTGAAGCAATCGTAGTTCCCCTCTGTCTCGATCCTGGATCATTTGAACTCTTGACCTCAAATCAGGTAGGACTACCCGCTGAACTTAAGCATATCATA




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   nivalis - 2015/02/17(Tue) 12:13 No.2731

川村図鑑のヤマドリタケを見てみました。「(肉は)純白で只表皮の直下で赤褐色を帯びているのみである」
とあり、川村図鑑のヤマドリタケがヤマドリタケモドキとすれば、ヤマドリタケモドキもまた表皮直下が
赤褐色であっても別に不思議ではないということですね。
種山さんのサイトの試薬反応の様子を撮った写真なのですが拝見してみました。
http://boletus.sakura.ne.jp/labo/kisai/image/bts011aimage/bts011a-07.jpg
濃色の傘表皮直下は赤褐色になっています。
川村博士がススケイグチ(ススケヤマドリタケ)の記述中、
「本菌と見分ける上に、最も簡単で明確な特徴の一つ」とありましたが、傘表皮直下が淡紅色または赤褐色を帯びるのはススケヤマドリタケだけではなく、濃色の傘表皮を持つヤマドリタケ属には(傘部分についてのみ)その傾向があるのではないか、そんな風に思えてきました。

>推定することは可能でした。

でも、戸隠産のヤマドリタケモドキの学名がB. reticulatusの変種であった場合を考えると
なんだかややこしくなりそうですね。やはり広義としておいたほうが
良いのかも・・・ですね。
 
>興味がある方はぜひやってみて下さい。

やってみました。
通常一般アマチュアにとっては配列データを入手することも不可で、こんな機会はないと思います。
ありがとうございました。

>新たな写真を拝見すると、確かにかさ表面の様子が変です。

「ヤマドリタケ属sp」は今後絶対見つけられないというものではないので、もし見つけることがありましたら種山さんにお送りしますね。その時はよろしくお願いいたします。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   種山 - 2015/02/17(Tue) 20:08 No.2732

ある種とその種の変種は遺伝的には同種のはずなので、例えばITS領域で99%一致とかになるような気がします。ですので95%程度の一致では、別種であることを疑う方が良さそうです。

「ヤマドリタケ属sp」の標本を是非お願い致します。ついでに他にも変なのがあったらそれも。




Re: ヤマドリタケモドキとススケ...   nivalis - 2015/02/18(Wed) 09:56 No.2733

>別種であることを疑う方が良さそうです。

そうでしたか。ありがとうございました。

>ついでに他にも変なのがあったらそれも

了解です。





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